競輪
32件のひとこと日記があります。
2015/06/03 23:26
思い出の安田記念〜2009 ウオッカ〜
2007年のダービー馬ウオッカ
2008年のダービー馬ディープスカイ
当時はまだG�狭�者として評判を得ていたカンパニー
2008年のマイルCSで悔しい2着が印象的なスーパーホーネット
高松宮記念ではスリープレスナイトを破り、距離延長の壁に挑んだキングへいロー産駒 ローレルゲレイロ
香港からはサイトウィナーと、前年のリベンジに挑んだアルマダ
素晴らしいメンバーが集まった府中1600
ごまかしの効かないコースで、スピードとパワーが問われたこのレースを個人的なメモリアルレースの一つにあげます。
本命はディープスカイでした。
3連単の頭で、相手にウオッカ、アルマダ、スーパーホーネット、カンパニー、良穴馬ファリダット、
注穴として注目していた内田さんが乗るトウショウカレッジ
堂々の一番人気を得ていたウオッカは、前走のヴィクトリアマイルの大差勝ちからのレースで、昨年に続きどんな勝ち方をするのか。「よっぽどの事故が無ければ勝つ」と言う声もチラホラ聞こえていた。
2008年の優勝時は岩田さんが跨がり、これもまた強い内容。さすがダービー馬！と叫んでいた隣のおじさんの喜ばしい笑顔が印象的だったのだが(笑)あ追って先頭に踊り出てからも何度も何度もムチを降り続ける岩田さんに、正直この時の僕の心境は「おいおい(；´_ゝ`)」と言った感じだった。
今の岩田さんからしてみれば全く別人な様だった(^o^;)
2009年のヴィクトリアマイル当日の東京競馬場は、全体を通して強い強風に煽られていたのを覚えている。
直線を走る馬にとっては追い風をモロに受けながらのレースとなった。
それでもあの大差は凄い。
馬券は穴のショウナンラノビアとブラボーデイジーが入り、堂々の一番人気が勝ったにも関わらず大荒れ。
因みにその時の本命はリトルアマポーラでした。
そんな爆発的な印象を知らしめての次走の安田記念。
レースを引っ張ったのは、当時はまだ大井に所属の戸崎君が積極的
レース運びをしたコンゴウリキシオー。
アルマダもそれに続く。
直線に入るまでのウオッカも安心して見ていられたが、それよりも抜群の手応えがあったのは本命に推していたディープスカイだった。
同じ府中のコースとはいえ、1600でダービーポジションにいた四位さんの戦法を見て、「これはもらったな」と思っていた。
対するウオッカは他馬から完全にガードされている。この時ディープスカイはそんな状況のウオッカよりも抜群の手応えで前へ。
「さあ行くぞ！もう少しだ！頑張れ！」
しかし外から伸びてきたカンパニー。
「ヤバい！ノリさんきたΣ(゜Д゜)」
包まれていたウオッカよりもカンパニーの方が恐ろしかった。
そうこうしているうちに、まさかのタニノの勝負服が…
「えっ！？マジ？」
ウオッカだ。
跨がっている豊さんの表情は意外にも冷静。まるでこう言う展開もリハーサルしていたかの様な、流石天才と言われる騎乗だと思った。
勝ったウオッカは本当に強かった。牝馬としてダービー馬になることも凄い事だと当時は思っていたが、このレースを見た個人的なウオッカの強かった印象は、ダービーよりもこの安田記念になった。
それは僕だけでは無いと思っている。
負けはしたがディープスカイは良く頑張った。
外から脅威の末脚で伸びてきたカンパニーも後に同年の毎日王冠〜天皇賞(秋)〜マイルCS優勝。
このレースのレベルの高さを証明させたレースにもなったと思っている。
馬券はディープスカイ頭の3連単のみだったので外したが、その日は眠るまで脳内に叩きつけられたレースだった。
- ウオッカ
- ディープスカイ
- カンパニー
- スーパーホーネット
- スリープレスナイト
- ローレルゲレイロ
- サイトウィナー
- アルマダ
- パワー
- メモリア
- ファリダット
- トウショウカレッジ
- ショウナンラノビア
- ブラボーデイジー
- リトルアマポーラ
- コンゴウリキシオー
