1980件のひとこと日記があります。
2016/12/13 18:20
キタノカチドキ
1973年、昭和48年。オイルショックで日本の高度経済成長にストップがかかった年。クラシックは、ハイセイコー・タケホープで湧いていた。関西馬の出番はなかった。しかし、秋の新馬戦で関西期待の星が現れた。キタノカチドキである。テスコボーイを父に持つ彼は、新馬・デイリー杯を連勝。平場オープン勝ちを加えて阪神3歳S に臨んだ。相手は牝馬のイットー。終わって見れば、イットーに3馬身差の楽勝。私は、この馬ならと期待した。鞍上は故武邦彦氏。当時「名人」と呼ばれた。私の期待通り、年が明け、きさらぎ賞(当時は中京)・スプリングSと王道を突き進んだ。厩務員ストで3週間延期された皐月賞も楽勝。ダービーの一番人気は間違いなかった。だが、ストの影響は少しずつキタノカチドキの身体にダメージを与えていた。ダービーの結果は書かない。知らない皆さんはGoogleかYouTubeで調べていただきたい。私は何度も同じ事を書くが、厳寒期の2歳2000G1には大反対。マイルの強い馬は距離延長は問題なし。事実、キタノカチドキも常に距離不安を書き立てられた。ダービーはさておき、3000の菊花賞を勝ったのだから。
-
にるきんぐさんがいいね!と言っています。
-
破天荒1発にゃんコさんがいいね!と言っています。
-
るるーしゅ。さんがいいね!と言っています。
-
ざきやまさんがいいね!と言っています。
-
ざきやまさん
キタノカチドキは確か、左周りで内にささる癖があって、直線、武騎手が追いづらく、その辺がダービーの敗因と言われていましたね。当時は28頭も出ていて、馬群をさばくのも難しかったと思います。ダービーを勝っていれば無敗で3冠馬だっただけに、本当に惜しかったです。
-
はるみさんがいいね!と言っています。
-
ジャッキー&ロッキーさんがいいね!と言っています。
-
ダビスタ牧場厩務員さんがいいね!と言っています。
-
名前は未だ無いさんがいいね!と言っています。
-
キングカズさん
キタノカチドキ。
懐かしいですね。
武邦さんのお手馬と言えば、ロングエースと並ぶ代表格でしたね。
あとは途中からだけど、トウショウボーイかな。