不安ファーレ

くだらんジョーク失礼しましたが、我輩、安保の話になると頭が痛く、憂鬱に思える時間が多かった。
誰が軍人になるんだ、国のために命を投げ捨てるんだ、整列の命令に従うんだ、そして歌って金管楽器を吹くんだ・・・。だが、アメリカ無しにはなしえない国の安全は幻想では無いのか、とか。いや、テレビでよくやってる学生抗争とか、三島由紀夫harakiriとか、いつぞやの演説の周りに巨大な人だかりの群れの一部分になりたくないって、子供の頃から思っていた。

そして、すぎゃまさんのご発言は違和感しかない。ありゃフェイクニュースか、年取りすぎて頭ボケちまったか、まあ下手に時事問題に口出しせん方がええんでねぇの？とツッコミたくなった。
いや、二項対立でまとまる程、政治は理解りやすくなってはくれない。
確かにM主党はロクなことしなかったが、このニュースに感化された若者が、軍備費増強の名目で身銭投げ打つのを平気に思う社会になるのも怖い。
どう思うよ？ 一口に投資するならお国をお守りするための武器に回せとか。今の主要兵器は遠隔操作無人機や核兵器、テロで、少し昔は戦闘機と戦車と銃。さらに昔になると軍馬がいて、芦毛馬が目立ち易くて数が減った。
戦争になれば芦毛もサラブレッドも縮小してしまうのだ。我輩には競馬ファンが戦争に肯定的発言すること自体が矛盾してると言えよう。

そしてメチャ売れた五作目に、平和のために武器を捨てたら敵の襲撃で滅びた村とか、記憶にない。少なくとも「光の真理教」がそのようにした、とかいう記述は無い。
まあ、敗戦に繋がるあの戦争は、正しかったというのは完全否定しない。避けられなかった、と書く方がいいのだけど。

ただ、掘り出し物を提供する有能な商人が陰謀論者だったり、その界隈でたった一件しかない自動車整備士の工場の入り口の壁上部に「○○○koroす」とかデカデカと手書きの文字が踊ってたり、人の良い隣人さんが「次の選挙は〜候補によろしくお願いします」と声掛けしているのを見た事がある我輩は、作家としてのすゃぎまさんを否定はしない。

しかし、この大御所を論破すなきゃ、先は暗い可能性が見える謎の戦いが始まるのか、ラスボスがクリエイターって、まあ製作会社合併しているし、丁度良すぎて、また不安になる。
ゲームは悪いとは言わないけれど、やり過ぎはいけないと思った。