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2018/09/17 02:31
セントライトの祖先
こっちが、ダマスカス系の続きです。
セントライトの父系は断絶したけど、その血を持つサラブレッドは現存する。
今挙げた二項目の違いを知るのに数年の競馬歴を必要としたが、知らないと矛盾に見えて混乱する。
要点を言い忘れて読みにくい日記であったけど、競走能力と種牡馬能力を併せ持っても、父系の存続は困難だ。隆盛を極めるサンデーサイレンスも何が起こるかわからない。
日本に種牡馬が何頭も輸入される程存続した父系の祖先Teddy。さらにその祖先にOrmeがいた。
OrmeはTeddyの曽祖父である。そして三冠馬Flying foxの父で、三冠馬Ormondeの産駒。大種牡馬セントサイモンの全姉Angelicaを母に持つ。
メールラインは、Ormonde-Orme-Flying fox-Teddyと続く。
この中のOrmeが、我か競馬の興味を深めるためにも、父系を考えるためにも重要な個体と言える。
何故なら、Teddyの他にも存続した父系がもう一本あり、そのラインがOrby系だ。
Orme-Orbyと続くラインは、名短距離馬サクライワイやクラキングオーの母母父オンワードゼア、そして本日のレース名の由来となったセントライトの祖先でもあるからだ。
同馬の父ダイオライトは、南関 凍の重賞レースにその名前を残しているのだ。
50年以上そのサイアーラインを伸ばした種牡馬が二頭もいる。歴史上でこのような種牡馬は三大始祖の他にNearcoやHyperionなど数えるほどしか見つからない。
以後は私的な話ですが、この馬には、我が恩師の名前が含まれて見える。
あるイントラからパワハラの扱いをされ、来てもレッスンしてもらえない日が続いて、周囲の風当たりもきつく、自分が大切にしていた馬までブログでコケにされる始末、居場所も無い地獄の乗馬体験だった。
そんな中、〜モンドというあだ名で呼ばれた人がいて、キツい言い方してたけど、今思い出すとひっそり我輩を応援していたんじゃないかと忘れられず、Ormondeの不遇な晩年、そして残されたOrmeを見ていると、最後は信用が足りず何も言わずに別れたその人が思い出されてならない。
そういった私情から、Bend or を父にNearcoに繋がる父系の祖先Bona VistaよりもOrmondeを父系の祖先に抱く血統を応援したくなったのだ。
メジロデュレンの種牡馬失敗、Bレッドファームのイギリスダービー候補が地方左遷の末、粘るぅ〜(吉田神の絶叫)、そしてキャプテンスティーヴのshiで縮小の一途を辿るようだが、もし今より早く途切れていたら、競馬への興味は強く持てなかったに違いない。
アアモンドアイもモンドシャルーナも登録される前の話だった。