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2019/06/23 00:04
私的宝塚記念考察
テディ系とOrby系の祖先は、無敗の三冠馬オーモンド。
そのOrbyの、とりわけザボス系と言えば、100%短距離馬を産む血統であると考えられいた。今で言うサクラバクシン魚やジョハネスブルグを父に持つ個体をイメージするとわかりやすいか。
その父系から宝塚記念勝ちが出たという、昔ばなしに興味を持った。
牝馬の当レース勝ちは三頭しかない。
一頭は、エイトクラウン。先述のザボス系ウィナーの母だから親子制覇。
三十年ほどの空白を経て二頭目は、スイープトウセウ。アドマイヤムーンなど、短距離のイメージが多いエンドスウィープを父に持つ。
この二つの例に絡む、牝馬と短距離血統の密接さが見えるのは我輩だけなのだろうか。
アアモンドアイの名前が無い事に不満を持つ理由かも知れない。
残りの一頭はマリアライト。もしかしたら、牝馬の出走自体がそれだけでセンセーショナルだったのか。
ここまでは勝ち組についての記述だ。
趣味にしているスポーツは、敗戦側にもスポットライトを当てる風習がある。そのスポーツと縁の深い教会には銅像が立ち、勝者だけでなく敗者も讃えるよう、二人分、造形されている。
競馬で言うジィワン級の大レースでは、毎度その教会を通過するコースになって、選手が通過する時に鐘が鳴り響く。
まあ、馬券の配当金額にこだわる層からこうした風習が生まれたら、競馬を見直したいと思う。
ローエングリンの逃げは良くも悪くも印象的だった。三歳で出走しハンデを有利に使ったり、今はなき騎手で八歳馬どころか中距離馬離れした逃げを試みたり、ジィワン勝ちには届かなかったが、産駒が短距離寄りの栄冠に輝いたのは興味深い。
一頭だけ内側走って三着に好走したオースミロッチも、その思い切った作戦にレースが盛り上がった。
近頃、他馬があんな外を回る場面はあつたのだろうか、やはりああいうのは危険な状態だから、高速馬場という批判の中でも進化させていったのか、雨がすごかった。
リアルシャダイの父系は、思いの外早く衰退した。
ファン投票で一位に、ウマ娘でもキャラクターになった知名度の馬の出走がきっかけなのかと勘繰るくらい。
昔から、ファン投票一位でも出走しない馬はいたが、こちらの場合事情が違った。
にしても、我が応援馬の血統からは宝塚記念勝ちどころか出走すら無さそうだが、いずれ出て欲しいと願つていた方がいた。
まあ、地方の重賞より注目度高いし、気持ちは理解出来るが、無理あり過ぎかと、そのアカウントが消えたのを見て思った。
今回の出走馬の中で、親子制覇したザボス系宝塚記念勝ち馬に似た名前の馬が出走する。
三文字で、語尾にキが付く所まで共通点である。
馬名は、、、7頭だてです。
馬体重は、、、ナオキです。