鳥貴族

島貴族と書き間違えるだけならまだしも、四魔貴族をみんなヨンマキゾクと呼ぶ中シマキゾクと呼んでることが話題になって、風が吹けば桶屋が儲かるの如く、発売されたばかりのリメイク版ロマンシングサガ3にまで脱線する。
こうやって、会話が成立してもなおコミュ障が治らない我輩は、二歳牝馬や学生運動で治安がヤバい海外のG1をすっぽかして神社に祈りを捧げに向かった。
東京競馬場の所在地である府中の隣国立市、電車でのアクセスは競馬場前から、乗り換え二回。分倍河原から南武線の谷保を降りて南に200mと駅近なので、それなりに人の入りも多かった。

で、最初に出迎えたのが、ニヤついたハゲたムサいおっさん三匹。何しに来てんねん笑い者が、だそうだ。
参拝客に対してクソ無礼なハゲ頭にウォッシャー液「いろはすしょう油味」を掛け、エンジン掛けたら臭そうな旧車の群れに来た。
実際、参加車両でもないくせに境内でエンジン回してた、車検通ってなさそうな原始人チャリ数台の排気ガスは拷問だった。どっかで事故んぞと思ってたら、出口から南西数100mの下りでコケ芸披露して緊急車両召喚、バグパイプの演奏を邪魔していた。

ジョークはさて置き、出迎えたのは、神社で放し飼いにされているニワトリ。クリスマスまでの命か、じゃなくて、人懐こい鳥なのに驚いた。
卵産むとか、馬券で換金とか、卑しい気持ちが封印されるようで、まるで鳥の貴族である。

忘年会？サラリーマンじゃあるまいし（笑）休日の趣味にまで仕事の習慣持ち込まれてもゲンナリするだけよ。