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2021/06/03 23:40
デビュー間近の競走馬の話を
牝馬ダービー制覇のファンの一人が、退会してるのを見た。
ダービー牝馬というと、戦botsuした若き天才前田長吉騎手を背にしたクリフジがいた。
今年の二着騎手が父の属性の遺伝を顕して見えるが、あわや最年少記録更新にわざわざ戦後と付けるのは、お盆にはまだ早いと言いたげで、付けないままだと加古隆「パリは燃えているか」というBGMが聞こえてくる夭折の伝説に、更に濃い隈取りを与える。
なんか戦前の話を封印しようとしているように見えるのは深読み過ぎるけれど、メジロブライトの牝祖は1919年生まれのソネラである。
これがメジロマックイーンの後継種牡馬で、本日出走した現役産駒がいる方の個体と同じだったって、気づかんかった。まだ知らないことが多いよ。
そのマックイーン後継種牡馬の産駒が、京都サラブレッドクラブで募集されている。
この手の投資なら、損を気にしない余裕を持たせて臨むべきだと思うが、出資者が増える程、それが即ちこの馬の価値として見れる。満口には遠いけど、通算生産数頭という血統的に未知数だらけらしからぬ健闘、我輩も検討、失礼。
人参や絹といった、出資が抽選になるほど殺到するような人気馬に出資者は、こういう価値観をどう思うだらふか。
一口と言えば、廃業したあるクラブのさまつは、傍観者気取ると色々勉強になるけど、応援馬が所属しているのを見ると、やっぱこの産駒は一口クラブに向かないとか、よせばいいのにというツッコミの中でも思う所をはっきり書いてしまうとかあった。
そこの末期募集馬が個性的で、有馬記念馬及び重賞2勝の近親という怒涛の良血で4歳中央デビューした馬がいたり、新馬戦で後に重賞制覇する馬に勝った実績ながら9歳の二桁着順を最後に4年間放置されていた馬がいたり、その二頭だけでも目を覆うばかりの惨状だった。
まあ、別のクラブではディープインパクトの姉が5歳デビューしていたり、クラウドファウンディングでマネー成立果たしたへロド系牡馬は、地方ながら今度7歳デビュー果たすらしい。
最後の一頭だけはまだ現役なので、能力試験から応援したいと思う。