130件のひとこと日記があります。
2016/08/28 23:31
ヴァナハイム
良血ヴァナハイムをPOGに指名。
ヴァナハイムの血統構成は母父がディープかサンデーかの違いのみ。
ほぼドゥラメンテと近似の血統構成。
※ キンカメ+グルヴェイグ(エアグルーヴ+ディープ)
小倉デビューは正直気になるがノーザン+サンデー+角居厩舎のやること。
クラシックを目指すための戦略と考えたい。
ムチも使わず一切追わずで持ったまま余裕の快勝。息も全く上がっていない。
余裕残しでの出走、勝ちっぷりは期待以上。ポテンシャルを全く見せていない。
しかし、勝ちタイム[1.53.8]。スローペースの割に上がり[36.1]とタイムが平凡。
開催が進み痛みつつある小倉の馬場。稍重へと悪化しつつある中でのタイムで時計評価が難しい。
※ 更に馬場が渋った同日の小倉日経オープンの勝ち時計が[1.50.0(スローペース)]
※ 前日同場:500万下良馬場での勝ち時計が[1.48.0(平均ペース)]
※ 流石に良馬場と比較し4秒以上も違うと何とも評価が難しい。
スローでかからないのは高評価。実践でも落ち着いてるし操作性も高そう。
しかし、少しでも直線の瞬発力が見てみたかったかも。
体が出来ていない段階からエンジン性能のみで走り過ぎてしまう傾向があると言われるディープの血。
良血故にしっかり体を作ってから秋デビューというのが当たり前だとは思いますが、外厩調整ノウハウも溜まりつつあり、鉄砲での勝率も上がっている原状。
最低2勝してクラシック路線に進むことをゴールと設定し、手薄な夏場のローカル新馬戦で先ずは初勝利を上げ、適正に合うレースを慎重に選択しある程度の期間を置きながら使ってゆくという選択肢を持つのは良いのかも。
昨年、角居厩舎では、更に早い7月デビューをヴァンキッシュランで試している。
しかし、思うように勝ち切れず、降着等の影響もありダービー迄に7戦も要してしまう。
肝心のダービーでもそれらの影響から万全な状況を作れず惨敗。
それら無理がたたり、その後屈腱炎を発症する等、最悪の結果となっている。
クラシックは結果論。
すべてが上手く言った馬が勝つのだし、今回のように緩めのレースのみ経験して勝ち上がった馬がクラシックを勝てるとも思えない。
結局出来ることを考え取り組むことしか出来ないのかもしれない。
全てが結果に対する前向きなチャレンジ。
様々な失敗を糧として、より良いキャリアプランを作成出来るラッキーな厩舎が名誉を手にできるということでしょうか。
現段階では、気性の良い操作性の高い良血馬という評価以上には底は見えない。
将来がとても楽しみな馬として次走も引き続き注視してゆきたいと思います。