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2017/02/02 08:13
2月5日(日)東京11R【東京新聞杯】事前予想【1】
今年の古馬マイル路線を検討する上で重要な一戦。
最も刮目すべきはエアスピネルの結果だと思う。
昨年の菊花賞3着により気性と距離適正について様々な見解が別れる同馬。
厩舎見解では元々のマイル適正の高さを評価し京都金杯を皮切りにマイル路線を進む。
マイル第二戦目がこの東京新聞杯となる。
京都金杯から1ヶ月と短期ローテーションで使えるのも体調の良さからか。
前走京都金杯は仕上げ切らない中での出走。それでも勝ちきったのはこの馬の能力の高さから。
調教も抜群。栗東坂路/CWを織り交ぜた調整となったが明らかに時計が違う。
今回は同馬の全開の能力を確認できるように思う。
この状態で出走出来るようであれば取り逃しは無いように思う。
デビューから凡走は無く掲示板を外したことは無く距離は1600〜3000迄を経験しこなしている。
マイルは3-1-00と100%連帯中。
2000m〜2400mでは0-0-1-3と振るわないが最強世代のクラシック路線の激戦での結果。
表面的な数字で単純に評価することは出来ない。
2400m以上は菊花賞3着(0-0-1-0)が戦績の全てである。
菊花賞は、距離適性への不安から6番人気と大きく人気を落としている中での好走。
鞍上の神騎乗と共に同馬の能力の高さを評価するに値する結果であったように思う。
血統的には、名牝エアメサイアにキングカメハメハ。
ノーザンダンサー5 x 5 x 4というクロスを持っている。
全兄のエアカページは中央2戦して全く振るわず。
結局芝を使われること無く園田>門別>佐賀とそこそこ結果を出している中で結果に連動しない中、背景の見えない転籍を繰り返している。
キングカメハメハは産駒重賞成績89勝と抜群の成績を誇る日本競馬を牽引する言わずと知れた名サイヤー。
中距離芝での活躍が目立つが、ロードカナロア等の短距離馬、ケイアイドウソジン等の長距離馬(障害も)等、多彩な活躍馬を産出している。
母エアメサイアは2005年の秋華賞馬。オークス2着、桜花賞4着と牝馬クラシック路線で結果を出した名牝となる。
エリザベス女王杯ので凡走を機に1400〜1800を中心に、爪の影響で順調に使われて来なかったが着実に結果を残した。
血統的からみても鋭くキレるというよりはパワー型でタフなレース展開になったほうが良さそう。
馬場は重いほうが良く又、マイル中心で進むより1800等の非根幹距離が良いのかもなと個人的には想像。
弱点が有るとすれば、高速馬場でのスローキレ勝負が苦手なのかなと思う。
今回は相手にも恵まれた印象は有るが、先週からの流れを見るとやはりディープインパクト産駒有利なキレ勝負馬場になりそうなので馬場適正の高い刺客探しをするのが良いかな。