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2017/02/14 07:39
【大井】金盃競走[1]
久々の単勝勝負をしようかなと考えている。
本命はオリオンザジャパン。
今回は大井2600mと非常に特殊なレース条件になり、大井への転籍初戦ということもあり盤石だとは思わない。
圧倒的な人気を考えると切って妙味ありな状況ではあるが好きな馬なので真剣に検討したい。
この馬は芝、ダート共に良績を持っており血統的には芝で走る血統だと思う。
牝系のノーザンダンサー→ノーザンテースト→トニービンという国内主流サイアーラインに対し母父サンデーサイレンスと日本競馬のトレンドが継承されている。
父系は外国産馬であるクロフネ。
デビュー後、芝で3-1-1-0と好成績を残した後にGI(NHKマイルC)を制しダービーを5着、神戸新聞杯を3着とした後に天皇賞を除外。
試しで使われたダート重賞武蔵野Sで圧勝。ジャパンカップダートでダートG1を制して屈腱炎で引退。種牡馬としても芝、ダート、障害と様々な産駒を出しており、重賞32勝と日本を代表する種牡馬となっている。
基本芝マイル前後が中心の種牡馬という評価をしているものの短距離でのスピード、障害に必要な瞬発力、ダート適正、タフな競馬になった際の心肺能力を含め卓越した能力を産駒に伝えている。
オリオンザジャパンは、その毛色を見れば分かる通り、クロフネからの影響が強く、多くの魅力を継承している。
しかし、オリオンザジャパンは出世の早いタイプではなくデビュー当時は惜しい競馬が続きクラシック戦線に参加することは叶わなかった。
4歳春にようやくの本格化を迎えると500万〜1600万迄を夏までに4戦で勝ち上がる。
その後クラスの壁にあたり2年間勝ちに恵まれなかったが6歳春に1600万を突破。
ダート中心で使われている同馬ではあったがオープンに目処を建てたのは七夕賞。
芝初戦はメイS。出遅れて8着。このレースでこの馬の最大の武器である差し脚(33.3)に適正の片鱗を感じ七夕賞(G3)11番人気の同馬でガッツリ勝負し3着に届いてくれたおかげで10万近い配当を手にすることが出来た。
再度ダートに戻ったブラジルカップでも3着、前走ベテルギウスSで2着と今後が期待される中での大井転籍となった。
ゲートが悪くとにかく出遅れる。出走パターンやレース選択を含めて厩舎の問題を多く感じていた。
主戦の田辺の当時の未熟さを含めて周囲に恵まれなかった印象もあり最近の活躍を嬉しく思っていた矢先に大井転厩。
年齢も年齢だけに、地方馬として重賞で結果を残す為には時間がなく今回は負けられない1戦だと思う。
勝ち味に薄いタイプなので不安も多いがここで負けるようだと今後の活躍も危ぶまれる。
的場直之厩舎的にも初重賞制覇となった2015年以降、重賞勝ちがないので同馬に対する期待も大きいと思う。
良い状況での転厩だったとのコメントもありここはメイチの勝負。今後の期待も込めて今回は勝負したい。