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2017/04/16 19:56

皐月賞回顧【1】

今回はファンディーナで勝負するも撃沈。

今年の皐月賞は1分57秒8と昨年以上に厳しいレースとなった。
昨年ディーマジェスティが更新したレースレコードを更に0.1秒更新したハイペース決着となった。

ファンディーナの敗因はこのペースのみ。岩田はほぼ理想通りのレースをしたと思う。
揉まれたわけでもなくコーナーでの不利も全く無い。

4コーナーをスムーズに加速し後は突き放すだけであったが上がりすぎたペースが原因でその足が残っていなかった。
スローで発揮される瞬発力がこのペース、200m延長で発揮出来なかっただけで有るように思う。

ハイペースを牽引したトラストアダムバローズではあったが結果に大きく影響を与えたのは武豊の仕掛け。
何故この馬をこのレース運びで3着に持ってこれたのか本当に判らない。
戦前、良い脚を長く使えるという評価もあったが、過去のレースを見ても傾向的にはスロー目のレースしか経験していない。
当然、勝つための競馬を選択し結果としてダンビュライトの能力を引き出したということなのかもしれないが、ハイペースでの4ハロン競馬で残しきれる自信がどこから来たのか。そこが武豊の凄みで有るように思う。

カデナが少し早めに位置を上げ始めると同時にダンビュライトが位置を上げ始め後続もそれに反応し全体が早くなる。
このハイペースはファンディーナが経験してこなかったもので息を入れる間もなく勝負どころとなる4コーナーで加速。
先頭に立つも中山の坂を前に脚を無くし減速する事になった。

今回の1000m通過時点での時計は59秒。
60秒程度であれば確実に勝ちきったように思うし昨年程度(59.5秒)であれば残せたように思う。

飛びの大きい馬ではあるが好位先行しスムーズにレースを運び多少でもペースが落ちれば確実に台頭する。
決して弱い馬ではない。実力のある牝馬として今後も悩ましい存在になるように思う。
特にキタサンブラックのような馬と勝負した際には最も嫌なタイプで有るような気がする。
今回のレース結果を確認すると距離適性としてはやはり2000mが限界。
1800がベストで2000mならマイルのほうが良いタイプなのかもしれない。

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