130件のひとこと日記があります。
2017/05/01 00:29
メモ
今、時間を掛けて知識を付けたい対象としては血統ですかね。
しかし自分の競馬に対するスタンスにも繋がる話にもなるのですが、血統についても結局は傾向を掴む程度というのが前提なのかなと思っています。
わかりやすくはキタサンブラックの現在の活躍なども血統では語れない類いの話かなと思います。
スピードは遺伝しても、本来スタミナは遺伝しない等の説もあったり、オグリキャップの強さの要因とも言われているスポーツ心臓は後天的に作られ、キタサンブラックのスタミナは清水久詞厩舎のスパルタにより鍛えられたとの話。
障害でのサクラバクシンオーの活躍はその瞬発力にあり、平地でもその瞬発力とスポーツ心臓からもたらされる持久力が組み合わせると他馬にはない強さとして発揮されるとか、様々な要因のピースを自分自身の知識から集めて合理的な仮説を組み立て判断してゆく必要があるように思うのです。
しかもその個別での仮説は完成を見ない事も前提で、唯一完成と呼べるのは結局予想が的中した時にもたらされる一瞬のカタルシスにその意味が集約されると思っています。
年に数回絶対的な自信を感じるレースがありませんか?
しかし、それが全て当たるわけでは無くハズレることもある前提の直感です。
勝率にしたら80%程度の確信がイメージする基準でしょうか。
知識をつければつけるほどそういった機会が増えてゆくと思っておりそれを期待し総合的な知識を得ようとしています。
なのでどこか一極に集中した知識というより総合的に判断を行うための知識を付けてゆきたいというのが基本スタンスです。
しかし馬券に忙しく調査、研究、考察に時間を掛けるためには少し馬券を買うことを減らす必要を最近特に感じています。
後、ギャンブルに共通して重要なベッティングストラテジーについては特に重要なテーマだと思っています。
合成オッズを鑑み買い目を決める等の基本的な事や流れの悪い時には買わない等の引き際に関してもです。
カジノでも場の流れが悪いときにはすぐに引いたほうが得策で、これだけ突っ込んでいたらそろそろ勝てるというサンクコストバイアスを理解し理性的に対応することも重要なベッティングストラテジーと言うよりベッティングリテラシーに含まれることなのかもしれません。
サンクコストバイアスについてはギャンブルのみならず一般的な商売にも関連するとても重要なテーマで偏在的に人間が心理的に抱える恐怖にも関連する強固なバイアスだったりします。
丁半博打が50%の確率に集約されることは否定するつもありもありませんが、場の流れによっては丁が100回続く不条理に出くわすこともギャンブルの魅力であり恐怖なのだと思います。
場の流れを他者に理解可能な形で合理的に説明することは難しく、サンクコストバイアスも決断者がその決断の恐怖に対し孤独に対峙して判断することだったりするように思います。
カジノでは流れが悪いと気には何をおいてもまずテーブルから離れる事が基本戦略で有るように、競馬についても馬券を買うことからまず離れて他人のプレイを見る時間が必要なのだと最近特に思います。