1286件のひとこと日記があります。
2015/07/07 16:03
首都圏のJR線(5)
横須賀線・総武快速線・総武本線(久里浜〜東京〜千葉〜成東〜銚子)
横須賀線は東京〜久里浜間70.4kmの路線だが、品川〜武蔵小杉〜鶴見(ホームはない)間は品鶴線で、東京〜品川間と鶴見〜大船間は東海道本線の路線区間なので、正式な横須賀線の区間は大船〜久里浜間の23.9km。
総武本線は東京から千葉、佐倉、成東を通り銚子までの120.5kmの路線で、このうち快速線と称しているのは東京〜千葉間の39.2km
総武快速線と横須賀線で使用している車両は1993年に登場したE217系で11+4の15両編成。4号車と5号車にグリーン車が連結されている。総武本線の千葉〜銚子間では京浜東北線で使っていた209系を機器を改造して転入させて113系と115系を全て置き換えた。
特急「成田エクスプレス」は現在の車両はE259系で東京〜成田空港間は12両編成、「しおさい」はE257系。
ダイヤは特急「成田エクスプレス」がだいたい30分おきに走っている。始発は新宿や池袋、大船、大宮、高尾があって、不定期では横須賀や小田原発着もある。
品川には横浜方面から来た車両は停車し、新宿、渋谷からぐるっと経由してくる車両は通過する。東京駅で連結解放を行う。
たいていは市川と千葉で快速を追い越す。中には津田沼や佐倉で追い越している場合もある。基本は東京〜空港第2ビル間はノンストップだが、ラッシュ時には千葉や四街道、成田にも停車する。所要時間はこの区間で最速で50分ほどかかる。
もうひとつの特急「しおさい」はダイヤ改正で本数が減って定期では7本になった。それまでは佐原方面に行く「あやめ」や錦糸町から新宿へ直通しているのもあったが全て廃止になった。
また、定期で「あずさ」が各1本だけだが千葉を発着している。
(千葉6:38発→南小谷11:42着 松本17:18発→千葉20:50着)
平日の夜間には「ホームライナー」もある。全部で5本でうち1本は新宿発。
総武快速線では快速がデータイム1時間に5本走っている。成田空港行きが1〜2本、君津行きが1本で残りは千葉行きになる。朝や夕夜間では上総一ノ宮発着や成東発、成田発着の通勤快速もある。
また、平日には東京〜館山間の特別快速が各1本ある。
錦糸町、船橋、津田沼、千葉、蘇我、木更津、君津、佐貫町、浜金谷、保田、岩井、富浦に停車する。君津で切り離しして前4両で館山まで行く。
千葉〜銚子間の普通は成東回りと佐原回りがある。データイムは1時間あたり3本の運転で成東行きが1本、成東回りと佐原回りの銚子行きがそれぞれ1本。佐倉から銚子までは単線区間である。
横須賀線は東京〜逗子間ではデータイムは15分おきに走っている。成田エクスプレスや湘南新宿ラインも走っているので大幅に本数を増やすことは難しい。
逗子〜久里浜間はデータイムで20分おきの運転で、横須賀〜久里浜間は単線区間。
運輸政策審議会第18号答申では「JR京葉線・JR総武線接続新線(仮称)」が事案されている。現在の高谷支線あたりから地下を通り津田沼までの新線をつくる計画でこれと京葉線の中央線方面への延伸が完成すると成田エクスプレスが京葉線・接続新線経由となり所要時間が大幅に短縮される。