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2015/07/10 17:42

首都圏のJR線(17)

京葉線(東京〜舞浜〜新浦安〜海浜幕張〜蘇我)


京葉線は東京〜蘇我間の43.0kmの路線で、本線の他に市川塩浜から西船橋への連絡線(高谷支線)と西船橋から南船橋への連絡線(二俣支線)がある。
東京ディズニーランドの最寄り駅である舞浜駅や各種イベントが行われている幕張メッセの最寄り駅である海浜幕張などを抱える。また、八丁堀で東京メトロ日比谷線、新木場で東京メトロ有楽町線と接続することなどから横浜線や南武線・武蔵野線と合わせて「東京メガグループ」のひとつに指定されている。

京葉線の東京駅は地下ホーム2面4線で他のJR線とは南に350mも離れたところにある。これはもともと成田新幹線の計画があって、現在の場所はそれを流用し旅客化したものである。よって、京葉線では地下を走る区間以外はほぼ全線に渡って複々線化できるように準備がなされている。
京葉線は海に面したところを進むため、以前は少しでも強風が吹くと運転見合せ等が多かった。そこで一部の区間では防風柵を設置したので以前よりも遅延がかなり減った。

車両は特急用がE257系で一般用が2010年に登場したE233系5000番台。以前はE331系もあった(廃車された)。

ダイヤは平日データイムでは1時間あたり特急「わかしお」が1本、快速が3本(土休日は4本)、各停が4本(蘇我行き1本と海浜幕張行き3本)、武蔵野線直通が3本と
なっている。快速のうち1本は外房線の上総一ノ宮まで直通している(外房線内は各駅に停まる)。2015年3月14日のダイヤ改正以前は武蔵野線直通は快速だった。

特急列車は「わかしお」と「さざなみ」があるが、「さざなみ」は朝と夕夜間しか運転されておらず2015年3月14日のダイヤ改正では臨時や新宿直通を除きすべて君津止まりとなった。「わかしお」もダイヤ改正で本数が減り東京駅発着は上下合わせて22本となっている(データイムのみ海浜幕張に停車)。

平日の朝ラッシュ時間帯は快速はなく通勤快速と各停のみ。通勤快速(夕方にもある)は外房線や内房線等からの直通で京葉線内は新木場と八丁堀のみに停まる。

JR貨物による貨物輸送が2000年12月2日のダイヤ改正より西船橋〜蘇我間で開始されていて、東京臨海鉄道からコンテナ列車などが乗り入れている。

運輸政策審議会第18号答申では「中央線方面への延伸、JR京葉線・JR総武線接続新線(仮称)およびJR中央線の複々線化」という事案がなされた。
「中央線方面への延伸と中央線の複々線化」については中央線の項目を見て欲しいが、京葉線の東京駅から西へ地下トンネルを通し中央線と相互直通運転を行うというもの。これは現在の京葉線東京駅が成田新幹線計画頓挫の際に転用したもので、いつでも中央線方面に延伸できるようになっている(正確に言えば三鷹〜新宿〜東京〜越中島付近は成田新幹線のルート)。

「JR京葉線・JR総武線接続新線(仮称)」は京葉線の新浦安より西側と総武線の船橋より東側を直通する計画で、現在の高谷支線を改良して船橋に至る別ルートを建設することを言う。京葉線の延伸計画と合わせて実現した場合には成田エクスプレスがこのルートを通ることになり所要時間が大幅に短縮される。
また京葉線沿線の活性化や中央線と総武線の大幅な混雑緩和も期待できる。
例えば中央線の特急や中央特快・青梅特快などはこれらの新線を経由することになる。基本的には京葉線経由で蘇我まで乗り入れするだろう。

18号答申では2027年ごろの完成との見込みがあったが全く進んでいない。
可能性が高いとすれば京葉線とりんかい線との相互直通で、線路は既につながっていて車両の幅も同じ。ただしJR線経由とりんかい線経由では料金の違いが発生することからその辺りの解消がネックになる。

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