1286件のひとこと日記があります。
2015/08/18 07:07
スクイズの重要性は?について(1)
今日は休養日で試合がない。
19日が準決勝で20日が決勝戦
第97回大会もいよいよ大詰めを迎えた
そこで休養日ということもあって、様々な野球のプレーの中で非常に気になることを書いてみることにした。
※制限字数により2分割で書く
お題は「スクイズ」について
まずスクイズの用語についてウィキの冒頭ではこう書いてある
スクイズプレイ(英: squeeze play)は野球における戦術の一つ。三塁に走者がある場合にバントを行って走者を得点させようとする攻撃側のプレイ。単にスクイズ、またはスクイズバントとも呼ばれる。スクイズとは「搾り出す」という意味。
特に高校野球では最も重要な戦略のひとつになっている。得点に直結するので成功するか否かによっては試合の流れを左右してしまうこともよくある。バッターと(3塁)ランナーの協力で得点をもぎ取るので「搾り出す」という意味になっているようだ
またごく希にだが2ランスクイズになる場合もある。割と最近あったけどいつだったのかは曖昧・・(;><)
では、成功する確率ってどのくらいなのか?
これを数字として表すのは非常に難しいんだよね・・・(^_^;)
例えば無死1塁で「送りバント」または「ヒッティング」を選択して得点に結び付く確率は共に38%と出ている。
では無死や1死でランナーが3塁にいた場合のスクイズが成功する確率はどうか?
通常の送りバントよりは総数が少ないから何とも言えないけども大数法則による確率だと送りバントと同じで35〜40%くらいの範囲かな〜と思う。成功すれば得点に直結するが、成功しなかった(外された、という表現が多い)場合は挟まれてタッチアウトになる可能性が高く、満塁で転がしたところが野手の正面だと併殺の場合もあるから全くリスクがないかというとそれは違う。
得失点差の状況によって様々だからね
1点差や同点で勝ち越しの場面が大半なのだろうけど、確実に加点したい場合には点差があっても仕掛けることが多い。
リードしている場面だと成功する率が比較的高いという記憶がある。それだけ選手に余裕が感じられるのも大きいけど。
ただ昨日の準々決勝の第2試合では花咲徳栄が1点リードで迎えた8回表に1死2・3塁のチャンスで6番バッターの楠本選手はスクイズでなく(カウント1ボールから)ヒッティングを選択した。結果的には点が入らず(浅いランナー性のレフトフライであったためタッチアップ出来なかった)、その裏に追いつかれて9回サヨナラ負けとなってしまった。相手が好投手ということもあってかスクイズをしていれば・・・という意見が大半を占めている。1点を争う緊迫の場面では監督の采配が勝敗を左右することも多いからね。この場合は2球目に打っているのでサインを出す前に打ってしまったのかどうかは、少なくとも外野スタンドから観ていた俺は知る由もない。
逆にリードされている局面だと成功する確率は低いかなと、あくまで俺の記憶としてのものなのでそのあたりはご了承頂きたい。まぁ近年の高校野球ではどのチームでも送りバントやスクイズの攻防は練習において日課のように行われている。しかしそれがいざ実戦となると「本当にそれで良かったのか?」となるものだ。相手投手によって、カウントによって刻々と変化するサイン、そしてバッテリー対バッター&ランナーという選手同士の駆け引きや精神的な状態(決めてやろうという気持ち)。それが実戦の難しさであってそんな場面をどれほど目撃したのか分からないくらいに・・・
(2)に続く