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2015/08/18 07:22
スクイズの重要性は?について(2)
(1)の続き
また、3塁にランナーがいた場合の選択肢として外野への犠牲フライもあるのでスクイズか犠牲フライどちらにするのかはそれぞれのチームの方針にもよると思う。昨日の花咲徳栄の楠本選手は恐らく外野への犠牲フライを意識していたかもしれないね
ここで
送りバントやスクイズといった「犠打」に関してある年のことを思い出した。
1993年(第75回)の選手権大会でこれらを多く駆使して全国制覇を成し遂げたチームが育英高校(兵庫)。
30犠打、45四死球というとんでもない記録を打ち立てている
(さすがに22年前のことなので当時の打撃成績一覧を持っていないと正確な犠打の内訳や盗塁数は掴めない)
送りバントやスクイズ、犠牲フライが鬼のようにスピーディーに決まっていた記憶がある。素早い機動力を見せられた相手投手が制球を乱すことも多かったために四死球が何と45個!
高橋尚(修徳・現DeNA)らもそんな育英高校の機動力作戦に翻弄された一人だよなぁ。
逆に2007〜2008年の常葉菊川は常にというか「フルスイング全面」というチームカラーだったから、逆にバントは数えるほどしかやってなかったと思う。それで優勝(選抜だが)や準優勝、ベスト4などまで登り詰めるのだから不思議なものだ。
バントって俗にいう「犠牲を払う」わけで、アウトカウントを相手に渡してしまう。しかしランナーが得点圏に進むので併殺は免れる。対して強行策(エンドランと言えばいいかも)の場合は併殺の可能性は大きいものの成功すれば無死または1死で1・3塁や2・3塁と得点のチャンスが大きく広がる。そこからスクイズを取るのかどうか?は先にも言ったけど状況によって様々。ひとつだけ言えるのは''決めつけ''ほど危険なものはないということ
こう考えると、野球のスクイズってある種の「カウンター」みたいだと思ってしまった