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2015/08/20 00:27
高校野球における正式試合の成立について
いよいよ決勝戦
天候が相変わらず心配ではあるんだよね(^_^;)
終始降ったり止んだりのどんよりとした空模様になりそうだ
そこで
高校野球で非常に気になることについての第2回目のお題は
「正式試合の成立」
まずは規定を簡単に紹介しようと思う。
(1)一般的には5〜6回で10点差以上、7〜8回で7点差以上がつけば得点差によるコールドゲームが成立
(2)通常、雨天などを理由に試合に試合続行が不可能になった場合には7回(通常の野球規則では5回)の攻撃が完了すればコールドゲームが成立する
(3)トーナメント大会の決勝戦(全国大会・地方大会含む)だけは9回の攻撃を完了しなければノーゲームとなる。ただし延長の場合は打ち切ることが出来る
(1)、(2)は野球を知っていれば当然知っていることだからね
説明不要だと言われそうだなぁ・・・
一般的にはと書かれているが、具体的には各地の都道府県大会や地区大会で準決勝までに採用されている規定
各都道府県大会の決勝戦と甲子園本大会では得点差によるコールドゲームはない
しかし(3)の特別規定をご存知の人はほとんどいないだろう。
っていうより(ノーゲームになった)事例が少ないからね(^_^;)
例えば夏で言うと、各地の代表校を決める地方大会の決勝戦と全国大会つまり甲子園大会の決勝戦は9回の攻撃を完了して初めてゲームが成立する。よって単に地方大会の決勝戦で得点差によるコールドゲームが採用されていないという事とは本質的に意味が違うので注意すること。
ゆえに(2)のように雨天などで続行不可能になった場合には例えば8回まで進んだ場合でもノーゲームとなって翌日に順延してしまうという、高校野球ならでは特殊なルールとも言える
こういった場面に遭遇したら選手たちの精神的状態や如何に?
延長戦に突入している場合は(2)を基に打ち切ることができる、つまりコールドゲームが成立するということになる
そもそも高校野球はトーナメント大会なので、(3)は各都道府県大会(秋季・春期・夏季)や秋季・春期地区大会ならびに甲子園本大会(春・夏)の決勝戦のみに採用される規定だと思ってくれると解りやすいかな
実際に2008年の埼玉大会の決勝戦では9回裏の攻撃直前であわやノーゲームか!?となるスコールが起きた。その中断の最中に解説者が(3)の特別規定について説明してくれた。その時初めて知ったからね※約1時間後に無事にゲームが再開して良かった
もし今回の決勝戦で前述のようなケースが起きてノーゲームになったら史上初?の珍事の可能性もあり得る。
出来れば暑いけど快晴のもとで選手たちにはプレーさせてあげたい
まぁ天候ばかりは何ともし難い・・・(^_^;)
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ロックマンさん、トーナメント大会では条件をきっちりしないと不公平感出ますからね。 天候を予測してその日に試合をするかしないかの判断は難しいですね!? かといってドームで開催にしたら甲子園の伝統がなくなるし、真夏の炎天下だからこそ夏の甲子園ですもんね(年々酷暑で球児たちには酷ですが・・・)