大興奮の１日だった

世代の頂点を懸けた日本ダービーが終了し、なんだか悲壮感が漂う
競馬関係者であるならば誰でも目指すもの

そのために馬に愛情と鞭を振るう

6913頭のうちゲートにたどり着けるのはたったの18頭なのだから、たどり着くことが出来れば一番いい。例えたどり着けなかったとしてもそれで終わりではなく、その先があるんだし

そういった意味では日本ダービーというのは「夏の高校野球」と被るところがある。夏の高校野球大会は激戦を勝ち抜いた49チームだけが甲子園でプレーでき、深紅の大優勝旗を手に入れるには５〜６戦勝ち抜かないといけない

３年生にとっては最後の、そして集大成となる大会で、負ければそこで終わり
でもその経験が大学や社会人、そしてプロへの糧になるのも事実

競馬のクラシック競走は高校野球のような「ノックアウトトーナメント」ではないので負けることに関しては気にすることはない。ダービーまでのローテーションをどうするのか？賞金をいかに加算できるか？だから

しかし、POGは今シーズンでまだ２回目というのにも関わらず、指名馬がダービーを制するとはね。netkeiba自体が始めて２年２ヶ月ほどであり、それまではPOGなんて見向きもしなかったから。「そんなのくだらねー」とか思っていた
いざやっていくとポイントがどのくらいで何位ぐらいか？とチェックするだけでもけっこう面白かったりする


皐月賞に続いてディープ産駒が３着まで独占ということになったわけで
でも同じ産駒であっても馬それぞれは独立した''個体''だし、全兄弟・姉妹であっても馬のシルエットは独立している。結局のところは独立した個体として判断しないといけないことが解った気がする

それにマカヒキをPOG指名はしたけど、今週のnumber読んだらディーマジェスティの誕生秘話が書かれていたから蛯名に悲願成して欲しい、という思いが交錯し複雑な気持ちになったのも事実


ひとまず今回で「競馬の祭典」は10年連続の現地観戦を達成した！！
これがひとつの、いや競馬サークル自体はダービーが１年の区切りだし何も俺個人に限ったことではないからね

第83代ダービー馬となったマカヒキ、それに届かなかった17頭、ダービーの切符を逃した馬たちはもとより、この世代によらずたくさんの未勝利馬たち、デビューすら出来なかった馬たちがいることも忘れてはいけない。それぞれが次の目標を目指した戦いがこれから始まるのだ


この世代の、これからの活躍を期待して