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2016/11/17 21:41
Week10 Den@N.O.
今季のNFLはもの凄い試合が多いです。
昨日録画放送(を更に録画して)で見たデンヴァー・ブロンコス対ニューオーリンズ・セインツの試合も凄かったです。
20年くらいのファン歴で初めて見る展開でした。
試合結果、経過を書きますので、これからこの試合を見る予定のある人は読まないほうがいいです。
僕は、昔は試合の結果やスコアを知っていても楽しめたんですけど、贅沢になってしまったのか最近は知らないと緊張感を持って見れないです。
スコアを知っていると、点が入るか入らないかの緊迫する場面で結果が分かってるから、緊張感が薄れてしまうんですね。
試合の話をする前に、ルールの話を。
得点方法についてTD(タッチダウン)は7点、と説明してしまいます。
細かく言うと6点で、その後のPAT(ポイントアフタータッチダウン)でキックを選択して決めるとプラス1点で計7点。
2ポイントコンバージョンを選択して1プレイでエンドゾーンにボールを運ぶとプラス2点で8点になります。
一昨年までどちらの場合でも2ヤードから始めるので、通常はキックの1点を選んで、99%成功するので、TD=7点、で間違いありませんでした。
昨季から2点変更がありました。
一つは、キックの場合は開始地点が15ヤードからになり、キックの成功率が80%くらいになり、TD=7点が成り立たなくなりました。
もう一つは、TO(ボールの所有権、攻撃権の変更)が起きた場合、以前ではそこでプレイ終了で攻撃チーム(TD)を取ったチームに6点で終わりでした。
それが、TOを奪ったチーム(守備チーム)がそのままエンドゾーンまでボールを運んだら、そちらに2点が入るようになりました。TDしたチームに6点、TDされたチームに2点が入ります。
やっぱりルール説明は難解になりますね。試合やプレイを見ながらだとわかりやすいんですけどね。
ようやく本題の試合の話です。
試合終盤にDen(ブロンコス)23-20N.O.(セインツ)で、セインツが攻撃をTOで失い、セインツ陣30ヤードくらいで、ブロンコスの攻撃に替わりました。
残り時間が3分強です。
しかし、ブロンコスは時計もボールも進められず、FGで3点加点するだけで26-20で残り3分になりました。
6点差なので、TDで逆転可能です。3分も十分な時間です。
セインツがロングパスを決めてボールを進めて、残り1分でまたまたロングパスでTD。
26-26。
書き遅れましたが、僕はブロンコスファンです。
こんな負け方最悪だあ、残り時間で逆転するのも難しいかなあ、と半ば勝利は諦めていました。
ここでまさかのことが起きました。
セインツのキックをブロンコスがブロックして、転がるボールをブロンコスが拾ってそのままエンドゾーンまで運びきりました。ブロンコスに2点追加でブロンコス28-26セインツ。
今まで、PATを守備チームがエンドゾーンまで運んで得点するシーンは見たことがありません。今回が初めてです。
それがこんな、決まったら逆転になるキックのシーンで、試合の最終盤で、そしてそして決めたチームが応援するチーム!!で起きるなんて。
アンビリーバブルです。
こんな結末は想像だにしませんでした。
試合はそのまま逃げ切りブロンコスが勝ちました。
この勢いをもらって、マイルCSもと思いつつ、自分に起きたことじゃないけど運は使い切ったのかなあ(苦笑)