高松宮記念 2025

◎サトノレーヴ
○トウシンマカオ
▲ペアポルックス
△ルガル
△スズハローム
△ドロップオブライト

サトノレーヴは父ロードカナロアの後継としてスプリント界の王座に就くのが宿命のように見えてしまうような馬ですからね、ここで一気に天下取りをしておかしくない。香港スプリント3着時よりも成長している、と鞍上のモレイラ騎手はコメントしているのが心強いところです。６歳となって、大器晩成の大物、ここに完成！　となる可能性は高い？　気になる点は強い調教をこなしているため、木曜の時点で歩様の硬さがみられると堀調教師が述べているところ。本レースのための一連の調教は、馬体強化よりも体重調整のための意味合いの強いものだったのではないかな、と読んでいるのですけれども、この硬さがパドックでどうでているか。
対抗は昨年中京でセントウルＳを勝ったトウシンマカオ。本格化していますし、昨秋に急上昇した感がありますから、６歳春だと能力的減衰の点ではまったく問題なさそう。▲ペアポルックスは中京で良績があり、４歳の春ではありますが、気の強さで先行から残すのではないかな、と。
抑えの三頭は、左回りがどうかとはいえ昨秋にスプリンターズＳ覇者となったルガル、昨夏CBC賞一、二着のドロップオブライトとスズハローム。ドロップオブライトは前走、牝馬ながら57kgを背負っての敗北。スズハロームはここ何走かちぐはぐで消化不良気味の内容といった感じです。二頭とも、大舞台でここ一番の巻き返しを見せておかしくありません。
枠順が決まってからいったん予想は保留にしましたが、先週のレースを見ていても外枠がいいので、印を大きく変えずにのぞむことにしました。馬場状態は良になるでしょうか。
ナムラクレアは馬体増が気になります。歳を重ねた牝馬の体つきが変わるというのをどう取るか。ママコチャは休み明け二走目となる今レースへのレース間隔、マッドクールは内枠がこの馬場では不利にならないのか（ビッグシーザーも同様）、という懸念を考えて取りませんでした。

買い方は、馬連本命流しの5点で。