荒尾競馬の思い出

益田競馬の元調教師さんに関するコラムを読んで

荒尾競馬が好きでした
砂利の駐車場から歩いて入場するまでのワクワク感
入場した途端昭和にタイムスリップしたのかという安心した雰囲気
新聞売店、ダービーのつづりが間違ってる食堂
地元の農家や漁師の露店、そこで買ったカビたみかん
小さいパドック、黒板に手書きの馬名、馬体重
やたら格好良かった”田原坂行進曲”
様々な血統の馬（父ビゼンニシキとか）
モニターのないスタンド
八〇長、八〇長とヤジりながらも足繫く来ていたおっさん達
近くの土手からレースを見るおっさん
真夏の容赦なく照りつける太陽
冬は雪で開催できない岩手や道営からの参戦
冬のレディースジョッキーシリーズ、おっさんの「千秋が一番可愛いか?」という下品で温かいヤジ
でもどの季節もスタンド越しに見る有明海に沈む夕日は綺麗だった。勝っても負けてもあの夕日がまた見たいから次も来ようって思った。
もう、7、8年以上前の話なんだけど、私の中の大切な競馬の思い出