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2017/04/28 06:57
2017天皇賞春予想
キーワード:血統背景、4コーナー過ぎの順位
どうやら当日は良馬場で開催できそうだ。
さて、今年の天皇賞春のメンバーを見てみると先行馬が軒並み内枠に入り、捲り・差し馬が外枠に入った。
馬券検討をしてみると、 勝ち馬の過去の着順を過去10年分調べれば4コーナー過ぎで6番手以内に入ることが勝ち馬としての絶対条件であることが分かる。
2・3着では後方から突っ込んできた馬もいる。つまり2・3着用に追い込み馬にも印が必要だということだ。
勝ち馬の候補を出走馬の過去のレースから列挙すると、先行馬と捲り差しが出来るシャケトラ、サトノダイヤモンド、シュヴァルグランが挙がる。
それと3200mという距離は馬体の良さよりも血統の優先度が高まり、展開がより重要になる。
先週のマイラーズCのイスラボニータでみせた先行馬と差し馬の間の切れ目をみつけ、すかさず内に馬を寄せるような騎乗ができるルメールは馬番が16番でも上手く騎乗できるのではないかと考える。
そして血統がいい馬の中でも気性がよく、体調の浮き沈みがない馬を選びたい。
ペース的にはヤマカツライデンが引っ張り、スローペースになるだろう。
◎1枠1番シャケトラ
母系のサドラーズウェルズ系に由来する重厚な血統背景がある。父も天皇賞春を勝ったステイヤー。
今年の最初の重賞の日経新春杯では鞍ずれの影響で2着に敗れたものの、前走・日経賞では最後の直線で余裕を残した感じで差し切った。
馬体はステイヤーである父らしく、付くべきところに付くものの付きすぎずバランスがいい。
そして過去のレースをみても捲り差しができる。
斤量が前レースに比べ3kgも増加するという懸念があるものの、それは普段の調教でそうした不利を補ってあまりあるほどの調教のパフォーマンスを示している。
上がり最速を何度も掲示しており、本命にせざるを得ない。
〇2枠3番キタサンブラック
血統背景的にはスタミナを強調できる要素はないものの、それを調教における強い鍛錬で補ってきた。
調教では時計云々よりも坂路の本数を週に4本もこなし、それでいてCWで鍛えるほどタフで、レースでは母父の影響を感じさせない努力に裏付けられた走りをみせる。
そして何よりも前につけられ、それでいてそこそこいい末脚を使えるのも魅力的。
とはいえ持ち時計をもっておらず、昨年もなんとか交わしきったというレースをした。
これでは真のステイヤーには敵わないと推察される。
▲3枠6番シュヴァルグラン
血統背景はトニービンに裏打ちされたスタミナ血統。
前走は勝ちに行く競馬をしたものの、目標にされて交わされた。とはいっても前走の勝ち馬は外枠に入ったので着差はどうにでもなる。
ただ〇を打ち負かせるほどの代わり映えを見せていないので▲止まり。
△8枠16番サトノダイヤモンド
血統背景では短距離血統であることが気がかりであるところ。
キタサンブラックと同じように、短距離馬からも配合の相手方が中距離馬以上であれば中距離馬を遺伝上生むことが可能であり、それを示すかのように見た目は胴長のいかにもステイヤーであるかのように思える。
強い馬であることはわかるが、やはり3000mと3200mの200mの距離がもろに走りに反映されるのではないか。
しかも思うほどディープインパクト産駒の割に末脚が際立って切れる馬でもない。
外枠にあたってもルメールの好騎乗によってリカバリーできる可能性はあるものの馬券的妙味が少ないのであえて本命にする必要性がない。
△4枠7番アルバート
血統背景では父方にトニービンを内包する長距離馬で3200mという距離がこなせるかいちゃもんをつける人は戦歴からいって誰もいないだろう。
それを証明するかのように前走は唯一58kgを背負いながらも3400mで圧巻の末脚を発揮して差し切った。
6歳ではあるが、厩舎コメントからはそれを感じさせない前向きなメッセージが出ている。
前回同様にスローペースであれば台頭してくる一頭。
買い目
三連複
◎- 〇 - ▲△△: 3通り
三連単
◎〇 - ◎○ - ▲△△: 6通り
◎〇 - ▲△△- ◎○ : 6通り
馬単
◎〇 - ◎〇▲△△: 8通り