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2017/06/22 17:55
2017宝塚記念予想
(最終結論)
最終追い切りと当日予想される天候から判断すると対抗評価だったシャケトラは、ストライド走法のために馬券的に頭が非常に厳しく、逆にピッチ型のミッキークイーンの評価を上げるべきだと判断。当日の馬場状態は土曜夜からレース当日にかけて一日中雨であることから重馬場以下がほぼ確定している。よって馬券の買い方を大幅に変更しようと思う。
印
◎ 8枠10番キタサンブラック
〇 7枠8番ミッキークイーン
▲ 2枠2番ゴールドアクター
△1 6枠6番シャケトラ
△2 1枠1番ミッキーロケット
買い目
三連単フォーメーション
計12点
◎〇 → ◎〇▲ → ◎○▲△1△2
馬単フォーメーション
計8点
◎〇 → ◎○▲△1△2
前走が天皇賞春組, 大阪杯組がほとんどのなかで疲れや前走の敗因を考慮しつつ予想することになる。
展開予想としては武豊騎手が末脚勝負にさせないといっていることから今回はキタサンブラックが逃げる展開になると予想できる。そしてペースについては昨年度並みのハイペースを考えている。そのうえで差し馬の巧拙、先行できる馬の取捨と年齢に応じた上昇度を加味した。
◎は言わずもがな春古馬2冠を手中にし、前走レコードの反動を跳ね返すようなタフネスさも兼備していることから軸としては最適だろう。枠順に関してはたとえ大外枠であろうと11頭立ての競馬であれば先手をとれる本馬にとってはさほど関係ない。 そのなかでキタサンブラックが負ける展開を考えると後ろが楽に追走できるペースで逃げて後ろから差し・先行馬にぶっこ抜かれる展開しか考えられない。
〇の前走はスローペースの瞬発力勝負に左回りが年々パフォーマンスを発揮できなくなっていることを考慮すれば適条件ではなかった。しかし稍重だった2走前に中断から差し切る圧倒的なパフォーマンスを示したように、右回りコースだとハイパフォーマンスを発揮できる。よって前走は度外視可能。馬群を上手くさばければ◎を差し切れ、重馬場が得意な本馬にとっては十分勝機があるだろう。
▲について今まで坂のある内回りコースでG1でも結果を出してきた。そこで今回、似たような条件の阪神内回りコースで同馬にとって好走する最適な条件が整っている。しかも前走は出遅れて7着に健闘していることから実力は衰えているものの一線級と戦えないレベルかというと疑問が残るし、先行すればしぶとい脚を使うことからスタートが決まれば怖い存在である。とはいえ一旦〇にしようと考えたものの、鞍上がまた出遅れる可能性も否定できないので▲止まりとなった。
△1は前走は田辺騎手がスタートで出遅れ、先行するポジションまで脚をつかったことから最後の直線でバテたと考えられる。距離適正外も理由として考えられるがどちらにしても長距離で実力を発揮できなかったのは確かである。そもそも田辺騎手とのコンビでは前々走でも出遅れているので、スタートに関してはコンビとして手があっていなかった。
ただ今回の鞍上は有馬記念でサトノダイヤモンドを今までの差しから先行させて優勝させた神がかり的な騎乗を見せ、スタートも上手いルメールであることから楽に番手の位置をとれ、そのままキタサンブラックをみながら運べるだろう。また上がり最速を数回記録しているというように末脚も期待できる。ただ、去年の宝塚記念のハイペースを演出して最後に失速したキタサンブラックが一回り成長した今年はそのまま逃げ切る展開も十分に考えられる。
馬場状態を考慮すれば大跳びの本馬にとってはマイナス。基本路線は3着の紐固定で行く。
△2は1枠1番で和田騎手ということからオークスの再現といきたいところだが、本馬はモズカッチャンに比べて不器用であり、パドックでのテンションが高いのが気になる。
上手く冷静さを保っていれば先行可能であるが、出遅れればこの馬よりも末脚が勝る馬がいるのでこれも連下に止める。
今回印がなかったシュヴァルグランとサトノクラウンは平坦で直線が長いコースでこそ力が発揮できる馬だと捉えているので、小回りでも対応できる機動力が求められる今回は厳しいだろう。あとの馬は実力不足。