マイルCS考察その1

マイルCSは2001年に斤量変更があり
変更前と後では全くレースの性質が変わりました。

変更内容は3歳馬の斤量を55kから
56kに斤量増の対応でした。

よく競馬の格言で斤量1キロは1馬身の不利と言われていますが
私は全く違う解釈をしています。

1馬身どころか馬齢や開催時期により全く走らなくなると言う事です。

変更前の成績と変更後の成績を書き出してみます。

変更前
(2.2.1)
変更後
(1.1.4)

連対数が減っているだけでその点を注意すれば大丈夫と思われるかもしれませんが

変更前は
1996~2000年までの5年間の成績
変更後は
2001年から去年までの成績です。

0.2秒遅くなるだけでここまで走らなくなるでしょうか？

マイルCSは3歳馬には圧倒的に不利なレースと言えます。

しかし去年は
ペルシアンナイト1着
サングレイザー3着
と好走しました。

これは何を意味するのか？と考えると世代交代がこのタイミングで起こったと解釈しました。

既に安田記念では4歳馬の1.2.3着独占という結果が出ています。

その安田記念は4歳馬が圧倒的に不利なレースです。

それなら安田記念の1.2着からで決まり！と思えるのですが‥

実際に2015年のマイルCSでは
安田記念勝ちのモーリスは
4歳馬で安田記念勝ちがある
タイキシャトル
エアジーハードの2例があり
共に春秋連覇をした例があったのと

その年のマイル路線のレベルが例年以下と感じていたので安田記念からの直行でも通用するとして
本命を打った経験があります

それならモズアスコットで決まりとなるんですがネックなのは世代交代が去年の秋で済んでいる事です。

つまり
今年の安田記念は例年と比べると層が薄かったと言えます。

過去の安田記念を連対した馬がその後
どれだけ活躍するのか？
どんな実績の馬が連対すれば秋の好走が約束されるのか調べてみました♪

その実績と
モズアスコット
アエロリット
を比べて足りない場合は評価を下げようと思います。

安田記念以降の成績と連対するまでの実績を書き出してみました♪

1998年タイキシャトル
安田記念勝ち
マイルCS勝ち
過去に
スプリンターズ
マイルCS勝ち歴

1999年エアジーハード
安田記念勝ち
天皇賞秋3着
マイルCS勝ち
過去に
古馬富士S勝ち歴

1999年グラスワンダー
安田記念2着
宝塚記念勝ち
毎日王冠勝ち
過去に
FS、有馬記念勝ち歴

2001年ブレイクタイム
安田記念2着
函館スプリント3着
スプリンターズ8着
重賞未勝利馬

2002年ダンツフレーム
安田記念2着
宝塚記念勝ち
毎日王冠5着
天皇賞秋大敗
過去に
アーリントン勝ち
皐月賞、ダービー2着

2003年アドマイヤマックス
安田記念2着
関谷記念3着
セントウルステークス4着
スプリンターズ3着
過去に
東スポ勝ち歴

2005年スイープトウショウ
安田記念2着
宝塚記念勝ち
毎日王冠6着
天皇賞秋5着
エリザベス女王杯勝ち
過去に
秋華賞勝ち歴

2008年ウオッカ
安田記念勝ち
毎日王冠2着
天皇賞秋勝ち
JC3着
過去に
JF、ダービー勝ち歴
桜花賞2着

2009年ディープスカイ
安田記念2着
宝塚記念3着
過去に
NHKマイル、ダービー勝ち歴

2012年グランプリボス
安田記念2着
毎日王冠6着
スワン勝ち
マイルCS2着
過去に
FS勝ち歴

2015年モーリス
ダービー卿0.6秒差勝ち
安田記念勝ち
マイルCS勝ち
過去にG1歴なし
当年無敗、4連勝中

まとめると
G1馬か
3歳時に古馬重賞勝ちか
マイル重賞を0.6秒差勝ちかつ連勝中の馬

今年は

2018年モズアスコット
ダービー卿2着
安田記念勝ち

2018年アエロリット
毎日王冠勝ち
NHKマイル勝ち歴

アエロリットはクリア
モズアスコットはクリアならず‥

相手筆頭にします♪

続く♪