化け物まるけの秋天

昨年より推定１秒はかかる今年の府中トラックで、かわされるまで１１秒台７本、スパイラルのある１Ｆ目だって決して遅くない１２．６で逃げに逃げまくったトウケイ、１７５０ｍなら実質的な世界レコードだと断言します。これを坂中でやすやす競りつぶしたジェンティル、ジャスタウェイに来られておつりなんてあろうはずもないでしょうに、エイシンフラッシュ・アンコイルド・コディーノ辺りの切れ者をきっちり完封２馬身、これも化け物の領域。トウケイからジェンティルに先頭が変わったところが11.5、これを推定11.0ぐらいで内切れ込み気味にゴーサイン即座に反応したジャスタウェイ、ラストゆるめて12.2ですが、ほぼ11秒台９本に11.5割れ２本（８・９Ｆ目）、９Ｆ目は神戸新聞杯でのエピファネイアの１１Ｆ目推定10.5に匹敵する速さでしょう。
ジョッキーもムチャクチャうまかったけど（スタート最高すぐポケット、３角ではもう外に出していつ追い出すかいつＧＯ出すか、残り３００ｍドンピシャです！！！）、馬もここであの切れ味、やっぱり怪物です！！！

馬券的中にしかなんの興味のない、薄汚れてうらぶれた馬券オヤジの琴線に、久々深く深く切り込んだ、すばらしい秋の天皇賞でした。いやぁ?競馬ってほんとうにいいもんですねぇ?、感動した?