ひと月遅い意思決定

こうくるのは４月末ぐらいにはや分かってたことなんで、ウクライナへのガスなどの供給体制含めて、もっと緊密な連携強化策を世界に向けて示さねばなりませんでした。（ロシアのウクライナへの関与が熾烈を極め、支援国中枢へのサポートが手薄になるだろうと見て取ったサイドから引き起こされたという背景がムチャクチャデカい）中東の騒乱はもちろん、アフリカでのいたいけな少年少女に対する凡そ人間のやることとは思えない卑劣な人身売買など、次から次へとモラルハザードが横行することとなっています。我が国においてだって、幼児虐待やら集団暴行やら金品目当て殺人事件が新聞の社会面に躍らない日はないくらい。これホントにゆゆしき事態なんですけど…。

さて、（本来は国際社会が相手さんに対して機先を制して突きつけなければ示しがつかなかった）パイプライン遮断を相手方のほうから切り出された以上、とるべく途はただひとつ、「商慣行にもとる振る舞いの、お前んとこのもんはいらん、お前んとこには売らん」だけです。完全に締め出すだけです、首の皮一枚交渉窓口残して。我が物顔で、「我らが世界の中心であり、すべてのルールの根源である」かのように振る舞って、我が国含む周辺各国に恫喝まがいの威嚇行為繰り返すかの国に対しても、同様の取り扱いに向け、国際社会は一致結束しなければならないと考えています