天皇賞追い切り前予想

◎ ルージュバック

中２週にも拘らず前走後は短期放牧。しかも中２週でレースは初めての経験。
これがどう出るかですが、普通に考えれば厳しい状況と言えます。
ただ牧場から戻ってきた馬体は特に問題なさそう。
また左回りの1800〜2000mは、この子にとって最高の舞台。
過去30年秋天を勝った牝馬は、エアグルーヴ、ヘヴンリーロマンス、ウオッカ、
ブエナビスタの４頭。
この馬たちに少しでも近づくためには、なんとしても結果を残してほしいと思っています。



〇 リアルスティール

これまで何度も書いてきましたが、ドゥラメンテが引退した現４歳世代の中では、
中距離馬としてNO.1の馬だと思っています。
毎日王冠に使う予定で、その時も追い切りは良かったと思うのですが、
調教後の息の入りと変な汗をかいているという事で自重。
しかしそのお蔭で馬の体調は良くなり、休み明けの不安はないものと思われます。
菊花賞で弟は結果を出せませんでしたが、兄には頑張ってほしいですね。
この馬には第２のジャスタウェイになってほしいと思っています。
またジョッキーの勝つ順番的にも、今回は、戸崎かミルコじゃないかと。


▲ ステファノス

毎日王冠は直線前が詰まって追えなかったためで力負けではありません。
ただそのお蔭で疲れが残らず、良い調教代わりになったと言えそう。
元々叩いて良くなる馬（というより厩舎がそういう方針）なので、
今回は100%の力で望めそうです。でも主役を張るには力不足かなと。


注 アンビシャス

宝塚の惨敗が尾を引いていないか心配だった毎日王冠ですが、
すっかり立ち直って２着を確保。まんまと音無師に騙された感じでしたが、
今回も良い状態で望めそう。
ただ今回ヤネが横山に変更。それがちょっと不安です。
彼が最後まで諦めずに追えば２，３着はあるかなと。（こちらも役者不足の感。）


△ エイシンヒカリ

去年は逃げられず控えて大失敗。今年は他に行く馬も見当たらず自分のペースで逃げられそう。
この馬はハイペースで飛ばし後続に足を使わせて粘りこむのがもっとも適しているので
今回スローの上り勝負にはならなさそうです。
好きな馬でずっと買っていますが、今回８月下旬に帰厩してから、
どうも動きがピリッとしてこない。折り合いを欠いた調教ばかりで、
終いバタバタという気性面での問題が出ている感じ。
何時もは終いもきっちり早い時計でまとめるだけに、
最終追い切りを確かめたい所です。
またコーナー４つの1800〜2000mがベストで、
このコースの2000mはちょっと長いと思っています。


△２モーリス

ここ２走は完全に折り合いを欠いた競馬。今回もそれが一番の問題になるかも。
あと気性面も含めてやはりこの馬はマイルがベストではないかと。
2000mだと並みのオープン馬という感じが否めません。
ただヤネが世界のムーアなので、抑えざるを得ないですね。


△２ロゴタイプ

本来ならマイルCSなのでしょうが、この馬は京都の下り坂が大の苦手。
という事でこちらに参戦。
ハイペースを２，３番手というのは終いキレないこの馬には向いていますが、
ちょっとこのメンバーでは難しいと思います。
一応◎〇との馬連のみ購入する予定。


△３ラブリーデイ

このレース６歳以上の馬にとってはかなり厳しいレース。
スピード+底力が必要で、空白世代の前年チャンピオンにとって今年のメンバーは、
厳しいかなと。