第八回ファイヤーレコード選手権

殿堂　　２０１１年１１月２０日　牡３ファイヤー（太宰啓介）【本田優】　　　 　　　　 　２分３９秒４（不）　『早目先頭』

※参考　２０１１年１０月２２日　牡４クジュウクシマ（宮崎北斗）【大竹正博】 　　　　２分４０秒８（良）　『早目先頭』
※参考　２０１１年１１月０５日　牝４セイカミカワ（吉田隼人）【南田美知雄】 　　　　２分４３秒６（良）　『逃げ切り』

第一回　２０１２年１０月１３日　牡３セトブリッジ（杉原誠人）【森秀行】　 　　　　　 　２分４３秒１（良）　『逃げ逆転』
第二回　２０１２年１０月２７日　牡４ファイヤー（中舘英二）【本田優】　　　　　　　 　２分４２秒６（稍）　『逃げ楽勝』
第三回　２０１３年１０月１９日　牡５ダヴィンチバローズ（菱田裕二）【武田博】　 　 ２分４１秒６（稍）　『逃げ楽勝』
第四回　２０１６年１０月１５日　牡３ケイブルグラム（柴山雄一）【国枝栄】　　　　　 ２分４２秒２（稍）　『好位差し』
第五回　２０１６年１０月２９日　牡４キングルアウ（北村友一）【奥村豊】　　 　　　 　２分４３秒２（重）　『逃げ楽勝』
第六回　２０１７年１０月１４日　牡４ヤマニンシルフ（川又賢治）【山内研二】　　　 　２分４２秒３（稍）　『早目先頭』
第七回　２０１７年１０月２８日　牡３ハッスルバッスル（吉田隼人）【戸田博文】　　　２分３９秒８（良）　『好位一瞬』



今年も年に２回だけの秋の新潟の名物（私の中だけ）のファイヤーのコースレコード（正式には基準タイム）のレースのダート２５００ｍがある。

この条件を待っていた馬にはお楽しみのレースです。


そこで私の独断と偏見の予想をしてみます。

◎　クワッドアクセル
〇　キタサンヴィクター
▲　ペイシャエリート
△　オワゾードール
△　テイケイドルチェ
△　セレブレイトソング

クワッドアクセルは長距離のダートの実績。この条件の６歳馬の出走は少ないが障害レースの効果が発揮出来れば更なる成長でガラリ一変があっていい。キタサンヴィクターは本来なら私的には本命にしないといけない。相手関係も恵まれ初勝利を上げた岩崎騎手なら確勝級だろう。ただ、父が父だけに距離の不安から割り引いての対抗止まり。ペイシャエリートが減量騎手騎乗を配して恐らく逃げるだろう。良績のある逃げで粘り込みも期待できる。秘めた素質が高そうなオワゾードールは初勝利を上げたダートに戻して逆襲も。未勝利の身だが輸送を克服して馬体の維持出来てればテイケイドルチェはいい決め手がある。去年この条件のレースで勝ちのある川又騎手のセレブレイトソングも前崩れあれば上位もあっていい。




（レース後の追記）

オワゾードールは重馬場で勝ちタイムこそ２分４２秒０と平凡だが中段からの差し切りは見事でした。血統的な素材の高さは上のクラスでも期待できるでしょう。馬体減はマイナス材料と思ったがテイケイドルチェはオワゾードールより仕掛けをワンテンポで遅れながらも期待通りのいい決め手を見せた。中一週で同条件のレースがあるけど勝負を掛けて出てくるかな。本命のクワッドアクセルはまったく見せ場無かったな。もはや平地では厳しいのかも。キタサンヴィクターは残念だった。距離も長かったのもあるがいろいろ変なこともあったし出るべきレースではなかった。

それからペイシャエリートに騎乗した山田騎手は１周半するコースを勘違いして最初のゴール板で減速したとのこと。いろいろ言いたいことはあるがレースをぶち壊したことになったのは残念。これで、来年以降この条件のレースが無くなったら嫌だな。