153件のひとこと日記があります。
2018/12/28 19:26
今年の本田厩舎を振り返る
今年の中央競馬が今日で終わりました。
今年も本田厩舎で印象に残ったことを私の独断と偏見で順位を付けて10+α取り上げてみました。
『10』【 マイティティーが引退 】
去年ブリーダーズゴールドCで重賞制覇したがその後は苦難。もっともオープンまで上がるとは思わなかった馬だけに十分な活躍はしてくれた。今後は繁殖で頑張ってくれるでしょう。
『9』【 クロワラモーの仔のオーパキャマラードが勝利 】
オーパキャマラードが母のクロワラモーに続いて厩舎で勝利。かつて祖母のメジェールの主戦でもあった本田先生がこの血統に三代に渡って深く関わってます。これこそ競馬をブラッドスポーツとして見る醍醐味だ。
『8』【 太宰騎手で約3年半ぶりの勝利 】
かつて所属扱いぐらい太宰騎手の騎乗は多くて勝ち数も稼ぎ頭だったが、今ではたまにの頻度でしかない。そんな中のタガノカルラの新馬戦の勝利は喜ばしかった。この馬もオーパ同様に母子で厩舎所属で勝利を上げました。
『7』【 初めて藤田菜七子騎手が騎乗した 】
メイショウバーズに厩舎にとって初めてあの菜七子騎手が乗った。久々の逃げもありそうだったのが外から妨害?されて苦しい展開かもと思ったがそれなりに踏みとどまった。これなら今後もメイショウの馬の依頼があるかも。
『6』【 ムーンクレストが障害レースへ 】
オープン馬で活躍してたムーンクレストが障害レースに挑戦した。所々不安もありながらも3戦目での障害レースの勝利は平地力がものをいいました。これからは芝・ダート・障害・距離不問のオールラウンダーでやっていくかな。
『5』【 ノーザンファーム初勝利 】
厩舎初のノーザンファーム生産馬のルチアーナミノルが勝利。今や押しも押されもせぬ存在のノーザンファームだが厩舎とはほぼ無縁だった。厩舎の中ではポテンシャルは現2歳で一番と思うだけにこれから更なる活躍はあっていい。
『4』【 四位騎手で初勝利 】
四位騎手は厩舎の馬にずっと騎乗することがなかったが、去年の秋から突然エテルナミノルに乗ることになってその流れで今年一月にグランデミノルに騎乗して見事厩舎の馬で初勝利した。この日以降も度々騎乗はあって勝ち鞍こそはないけど函館記念3着など一定の存在感は示しました。
◎ここで番外
『番外』【 元所属馬シンアンドケン4連勝 】
元々素質は秘めてながら長期休養などで順調に使えず未勝利で門別に転厩した。それから距離も千二で門別では水が合ったかのような快進撃でした。
『番外』【 スピリッツミノル長期休養 】
去年の新潟記念以降長期の休みに入ったスピリッツミノル。6歳の今年が一番いい感じになるかとも思っていただけに全休することになったのは残念。最近になってようやく放牧から戻ってきたみたいで復帰に向けて明るい材料なのは何よりです。
『番外』【 コンボルブルスの激走 】
ウォーエンブレム産駒だけに芝に不安と思ったが、中段外目から差して来て人気薄の2着に激走して複勝は6310円となった。厩舎としては去年のメイショウカシュウの6530円に続く2番目の高配をもたらした。個人的にはラフレッシュブルーのユートピアS5270円を超える複勝的中の新記録となった (笑)
◎トップ3
『3』【 メイショウマトイが連勝 】
気分屋の馬の代表がメイショウマトイだろう。特に武さん騎乗で500万下を勝利したときはすべてが上手くいった好騎乗でした。テレビで取り上げられるなど全国区になったけどその後はまたも苦難続きで…
『2』【 エテルナミノルが愛知杯勝利 】
エテルナミノルにとっての待望の初重賞。厩舎としてはフミノイマージン以来の6年ぶり2度目の制覇です。とにかくスタートが決まって好位からレースが出来たのが良かった。今後もスタートが課題のレースが続くでしょう。
『1』【 ダンツエンペラーが3・11に森騎手で勝利 】
3月11日に中京競馬場で宮城県仙台市出身森祐太郎騎手でダンツエンペラーが勝利した。震災で被災した森騎手の祖父母の前での値千金の勝利だった。だが、ダンツエンペラーはほどなくしてへい死して登録抹消と残念なことになって残念。
厩舎で勝ち星が多かったベスト2の池添騎手と菊沢一樹騎手で今年は未勝利で、現3歳馬で2勝以上なのがシースプラッシュだけと寂しいかぎりで勝利数の低下をもたらした。
来年は過去最高勝利数(37勝)とはいかなくても、月2勝ペースで欲張らずに地道に勝利があればだな。
そうすればペース的には通算300勝を秋ごろには達成できるでしょうから楽しみにしておこう。