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2012/12/16 14:59
朝日杯FS予想
- 2012年中山11
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- ◎ゴットフリート
- 2012年中山11
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- ◎ゴットフリート
- ○コディーノ
- ▲テイエムイナズマ
- △ラブリーデイ
- 2012年中山11
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- ◎ゴットフリート
- ○コディーノ
- ▲テイエムイナズマ
- △ラブリーデイ
朝日杯FSは、G1の中で特にデータ予想がハマりやすいレースです。それに則って考えると、断然人気のコディーノが連対するのはほぼ確実と言えます。問題は勝つのか2着なのか、2着だとすれば誰に負けるのか。
札幌2歳S勝ち馬のG1成績は 中山 [0-4-1-6] 東京 [4-0-1-7](いずれも本番で5番人気以内の馬)と、明らかに中山では勝ちきれない傾向を示しています。このうち、中山G1の初戦で2〜5着にとどまった6頭のレースぶりには不思議な共通点があります。朝日杯を逃げて2着だったストーミーカフェ以外の5頭が、行き脚がつかず後方からの競馬になってしまい差して届かずの惜敗をしていることです(最たる例は朝日杯の発馬で立ち上がったサクラプレジデント)。ストーミーカフェも、タイプ的に行くしかなかったため強引に逃げる形をとりましたが、スタート自体はそれまでに比べて平凡でした。
牡馬のG1戦線は 朝日杯(中山)→皐月賞(中山)→ダービー(東京)と続いていくため、上記のデータは中山に弱いのではなく「G1初出走に弱い」と捉えることもできます。これを強引に理屈に当てはめるなら、札幌2歳Sは時期的に素質の高さで勝つ重賞という面があり、その素質を大切にしてじっくり育てる方針がとられるために、肉体的あるいは精神的な鍛錬不足で初G1ではスタートが決まらない、ということなのかもしれません。
コディーノが好発から好位に取り付けばまず負けないと思います。しかし中団より後方になってしまったら……の不安もないわけではありません。データを抜きにしても、新馬戦と東スポ杯2歳Sでのスタートは黄色信号です。そうなった場合に有利なのは、やはりインから抜け出す先行馬でしょう。
コディーノ以外で唯一、勝ち馬の条件を満たしているゴットフリートに期待します。父ローエングリンに母父サンデーサイレンスという血統はいかにもタフな中山1600〜1800m向きを思わせ、それでいながら2戦連続上がり最速、平坦の新潟でもいい爆発力を見せました。底力は未知数でも、朝日杯向きの能力バランスを備えているのは間違いありません。枠順と馬場コンディションの後押しもあり、実力以上のものを出せる可能性は高いはずです。
京王杯2歳S上位組は当然有力ですが、9着に敗れたテイエムイナズマも怖い一頭。今年の同レースはあまりにも特殊な競馬だったため、前走大敗馬は通用しないというデータを裏切って波乱を演出するならこの馬でしょう。毎回出遅れてしまうタイプですが、こちらは伏兵、内でじっくり脚を溜めての着狙いなら上位進出も期待できます。
タフな競馬になりそうな今回は1800m出走歴が鍵を握ると見て、マイル以下しか経験のない馬は押さえに回します。
◎ゴットフリート
○コディーノ
▲テイエムイナズマ
△ラブリーデイ
△エーシントップ