大相撲　稀勢の里の優勝に想う休場して

大相撲　稀勢の里の優勝に想う

休場してもやむを得ないほどの怪我をしたのに
正直、まさか出るとは思わなかった。
しかもそのあとの見事な優勝・・・・・。

以前に「なかなか優勝できなくて、世間からは色々言われているが
　確実に力をつけているんですよ。」と横綱のお父さんが
インタビューに答えていたのを思い出した。

先場所の千秋楽、白鵬の一気の寄りを堪え切った姿に
何か今までの稀勢の里と違う姿を感じたものだ。
そして、お父さんが言われていたことが少し理解できた。

私のような単なる相撲の一フアンの身分で大変おこがましいが
自分の日記なのであえて感じたままに言わせて頂く。

今場所の優勝インタビューで「何か自分以上の力」のような
表現をされていたが、けして他から力が働いたのではなく
苦しい稽古を乗り越えてきて、努力で積み上げた力だと思う。
「努力はけして嘘をつかない」とは、正にこのことだと思う。

さらに私が思うに、先代師匠隆の里が大変偉大な師匠だった。
師匠の偉大さを弟子が見事に証明した。
今場所はその１点に尽きるのではないかと思う。

真の角界の頂点「横綱」とは稀勢の里の事だ。
今、しみじみと感じている次第です。