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2018/03/19 15:30

あれは二月の 寒い夜 やっと十四に なっ

あれは二月の 寒い夜
やっと十四に なった頃
窓にちらちら 雪が降り
部屋はひえびえ 暗かった
愛と云うのじゃ ないけれど
私は抱かれて みたかった

あれは五月の 雨の夜
今日で十五と 云う時に
安い指輪を 送られて
花を一輪 飾られて
愛と云うのじゃ ないけれど
私は捧げて みたかった

あれは八月 暑い夜
すねて十九を 超えたころ
細いナイフを 光らせて
にくい男を 待っていた
愛と云うのじゃ ないけれど
私は捨てられ つらかった

あれは何月 風の夜
とうに二十歳も 過ぎたころ
鉄の格子の 空を見て
月の姿が さみしくて
愛と云うのじゃ ないけれど
私は誰かが ほしかった

そしてこうして 暗い夜
年も忘れた 今日のこと
街にゆらゆら 灯りつき
みんな祈りを するときに
ざんげの値打ちも ないけれど
私は話して みたかった


作詞 阿久悠  作曲 村井邦彦

北原ミレイ  「ざんげの値打ちもない」



手酌酒で、静かに月を眺め
こういう歌を聴きながら
己の生い立ちを振り返る

涙があふれたら 枯れるまで泣けばいい
我慢するな  いいんだよ
良い時ばかりあるわけじゃない
生きてさえいれば やり直しは出来るんだよ

死ぬときは みんな一緒
誰かと比べる必要はない

どう生きたかが大事
それが自分で誇れる人生なら

命がけで産んでくれた母に
最高の恩返しができる
 

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