【札幌記念】1)1ー2番人気が強いが穴

【札幌記念】
1)1ー2番人気が強いが穴も期待できる
過去10年の1番人気の成績は【4.3.1.2】で連対率70％、複勝率80％とハイアベレージ。2番人気は【2.1.2.5】で複勝率50％で、こちらも好成績。上位人気では1ー2番人気が特に強い。3ー4番人気の連対はなく、5番人気が【2.2.0.6】。7、9番人気がそれぞれ1勝。12番人気の連対が2度あり、穴馬券も期待できる。

2)6歳以上は勝ち切れていない
年齢別成績では3歳馬が【2.1.0.7】、4歳馬が【4.2.3.19】、5歳馬が【4.4.4.27】、6歳馬が【0.2.0.23】、7歳以上が【0.1.3.31】。基本的には若い馬が強く、6歳以上になると勝ち切るのが難しくなっている。少数ながら3歳馬が勝率と連対率でトップ。3歳馬で馬券になったのはサクラプレジデント(03年2着)、アドマイヤムーン(06年1着)、ブエナビスタ(09年2着)。G2以上で好走実績があり、当日2番人気以内に支持されていた馬。

3)穴を狙うならば前走オープン特別以下
前走クラス別成績では1600万クラス組が【0.1.1.2】、オープン特別組が【0.1.0.17】。ハイレベルな定量G2だけに下のクラスからの馬では基本的には苦しい。だが、連対を果たしたアグネスアーク、ファストタテヤマはともに当日12番人気だった馬。穴馬を狙うならば前走オープン特別以下の組を狙うべきか。

4)前走G1組が圧倒的に強い
したがって、前走重賞組が中心。G3では函館記念組が主力だが【2.3.3.35】。好走馬が多いものの連対率は11.6％で負ける馬も多い。また、回収率も低い。牝馬限定のクイーンS組が【2.1.1.6】で好成績で盲点となる。前走G2組は【0.0.0.11】で不振。距離が長い目黒記念組だけでなく、金鯱賞組も成績がよくなかった。G1組は【5.3.3.13】。G3組に比べて好走率が圧倒的に高い。宝塚記念や日本ダービー組だけでなく、休み明けの有馬記念。マイルの安田記念組などでもOK。
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【北九州記念】
芝1200mで行われた過去6年を対象とする

1)8、11番人気が各2勝、2ー3着の穴は少ない
過去6年、1番人気は【1.0.2.3】と今ひとつ。2ー3番人気も【0.4.1.7】と勝ち切れず、8番人気と11番人気がそれぞれ2勝を挙げている。ただ、2ー3着には上位人気が多く、2ー3着馬12頭中9頭が4番人気以内、同11頭が6番人気以内。単勝オッズでは10倍未満が【1.5.3.13】になる。

2)4歳馬優勢、牝馬が好成績
年齢別では4歳が【2.4.4.9】で連対率31.6％、そして複勝率は52.6％を記録。6歳は【3.1.0.16】で連対率20.0％、ただ勝率15.0％は4歳(10.5％)を上回る。その間の5歳は【1.0.1.29】連対率3.2％止まり。3歳は【0.1.0.12】、7歳以上は【0.0.1.14】。なお性別では牡・セン馬【2.2.3.47】連対率7.4％に対し、牝馬は【4.4.3.33】同18.2％と牝馬優位。

3)馬体重増減±2キロ以内はひと息
馬体重の増減別成績を見ると、4キロ以上増えていた馬が【4.4.2.30】で連対率20.0％。4キロ以上減は【1.2.1.16】同15.0％。そして、±2キロに収まった馬は【1.0.3.34】同2.6％の不振。一見、悪くはなさそうに思える増減が少ない馬の方が、好走確率は低いため要注意。

4)アイビスSD組不振、条件戦組に注意
今年は開催日程の変更等で前走レースは参考にしづらい面もあるが、アイビスSDから中3週の間隔は例年通り。そのアイビスSD組は6年で最多の33頭が出走しながら【1.0.3.29】連対率3.0％にとどまる。今年は間隔が詰まったCBC賞組は【1.1.1.4】連対率28.6％とこれまでは上々だった。また、前走条件戦出走馬が【2.4.2.20】連対率21.4％の好成績で、オープン(重賞含む)【4.2.4.60】同8.6％組を上回る。

By JRA-VAN様