【富士S(G3)】1)ヒモ荒れを警戒

【富士S(G3)】
1)ヒモ荒れを警戒
優勝馬10頭中8頭は4番人気以内。しかし1番人気【3.0.2.5】など上位人気の2ー3着はさほど多くなく、1ー3番人気で【5.2.3.10】連対率35.0％、1ー5番人気で【8.4.5.33】同24.0％にとどまる。2ー3着が多いのは6ー8番人気【1.3.3.23】あたり、そして11番人気以下も【1.3.2.63】と、ヒモ荒れには警戒が必要だ。

2)4歳馬vs5歳馬
年齢別では5歳が【4.6.1.32】で連対率23.3％。4歳も【3.1.2.13】同21.1％と差がなく続き、勝率では5歳(9.3％)より4歳(15.8％)が優勢だ。6歳は勝ち馬がなく【0.3.2.32】、7歳以上は【2.0.1.31】。また、3歳馬の古馬混合重賞への出走も増えてくる時期だが、本競走では【1.0.4.31】と好走しても3着止まりが多い。

3)京成杯AHとポートアイランドS好走馬が中心
前走別では京成杯AH出走馬が【3.4.1.21】連対率24.1％、そしてポートアイランドS出走馬が【3.1.2.18】同16.7％。京成杯AH組は好走馬8頭中7頭が前走5着以内、そしてポートアイランドS組は6頭中5頭が4着以内と、ともに上位馬中心になる。

4)前走G1組の過信は禁物
上記2レース以外で好走馬を3頭以上出しているのは安田記念組だが、【1.1.1.10】連対率15.4％にとどまり、連対率はオープン特別のポートアイランドS組と変わらず、京成杯AH組を下回る。その安田記念も含め、前走G1出走馬はほかに3着が1回(前走ダービー)あるのみで、合計【1.1.2.26】連対率6.7％。特に1ー5番人気は【0.0.1.8】と人気馬の不振が目立つ。

By JRA-VAN様