【アルゼンチン共和国杯】中山で行われた

【アルゼンチン共和国杯】
中山で行われた02年を除く過去10年を分析する。

1)ハンデ戦ながら上位人気馬が強い
1番人気は【2.2.1.4】、2番人気は【2.3.1.3】、3番人気は【3.0.1.5】という成績でほぼ互角。1ー3番人気までで【7.5.3.12】で勝ち馬の大半を占め、連対率も44.4％、複勝率は55.6％。単・複回収率も100％を超える。ハンデ戦ながら上位人気は強い。4番人気以下に関しては、7ー11番人気あたりが、馬券に多く絡んでいる。12番人気以下になると好走率は大きく下がる。

2)狙いは先行馬
脚質別成績は逃げ馬が【1.0.0.8】で、好走したのはミヤビランベリ(09年)1頭。先行馬は【4.2.2.20】で勝率14.3％、連対率21.4％、複勝率28.6％。差し馬は【4.6.5.56】で同5.6％、同14.1％、同21.1％。単・複回収率は先行馬がともに100％を超えているのに対し、差し馬は単勝回収率は33％、複勝回収率は59％。好走馬の数は差し馬が上回るものの、先行馬の方が好走率・回収率ともに高い。なお、追い込み馬は【0.1.2.37】。配当妙味はあるものの、中心視はしにくい。

3)ハンデ増の馬の方が優秀
今回ハンデ増の馬は【3.3.1.6】で勝率23.1％、連対率46.2％、複勝率53.8％、単勝回収率248％、複勝回収率146％とかなり優秀。一方、今回ハンデ減の馬は【6.6.6.89】で同5.6％、同11.2％、同16.8％、49％、同69％。ハンデ減の出走馬の方が圧倒的に多く、一見魅力的に見えるが実際はそうではない。ハンデ増の馬の方が少数ながら優秀だ。

4)京都大賞典組が主力も、条件クラスからでも
前走クラス別成績ではG2組が【5.5.4.50】で他を圧倒している。G2組の内訳は京都大賞典が【4.3.2.30】で中心だ。G1組は【0.1.1.6】で好走した2頭はともに春の古馬G1からの休み明け。G3組は【0.0.0.11】で不振。オープン特別組は【1.1.0.19】。1600万クラス組は【2.2.2.21】で、好走馬にはアーネストリー、スクリーンヒーロー、ジャガーメイルとその後のG1馬が名を連ねる。1000万クラス組は【1.1.2.5】で好走率は高く侮れない。


【みやこS】
※02ー09年に行われていたオープン特別・トパーズS(02ー04年と07ー08年はハンデ戦、05ー06年、09年は別定戦)も含めた過去10年のデータを分析する。

1)重賞格上げ後は順当な決着
トパーズS時は1番人気が【2.2.0.4】と取りこぼすケースが多かった。また、9番人気が【2.0.1.5】と人気薄の馬が激走するケースも見られた。しかし、重賞に格上げ後の近2年は、1番人気が【1.1.0.0】で連対を外していない。また、5番人気以内が【2.2.1.5】と好走馬はほぼこの範囲内におさまっている。

2)近2年は内枠有利に
トパーズS時は7枠は【0.0.1.15】、8枠は【0.1.0.15】と厳しい結果になっていた。みやこSとなってからは、7枠は【0.0.1.3】と3着に1回来ているが、8枠は【0.0.0.4】で不振傾向が続いているようだ。近2年は8枠が不利というよりも、むしろ内枠有利の傾向に。1枠ー4枠は【2.2.1.11】に対して、5枠ー8枠は【0.0.1.14】。好走馬はほぼ3枠以内の馬だった。

3)前に行った馬が優勢
トパーズS時は差し馬が【4.3.3.29】で勝率10.3％、連対率17.9％、複勝率25.6％と好走例が多かった。しかし、みやこSでの差し馬は【0.1.2.11】で同0％、同7.1％、同21.4％に落ち込んでいる。対して、みやこSでの逃げ馬は【1.1.0.0】で勝ったのは10年2番人気だったトランセンド。2着は昨年4番人気のトウショウフリーク。先行馬は【1.0.0.5】で勝ったのは昨年のエスポワールシチー。前に行った馬が優勢となっている。

4)距離短縮組は割引
前走距離別成績では、1600m以下【6.2.0.18】、1700ー1800m【4.6.5.62】、2000m以上【0.2.5.35】。前走から距離延長だった馬や同距離だった馬に比べて、前走2000m以上からの距離短縮組は未勝利で連対率、複勝率ともに分が悪い。特に前走2100m以上だった馬は【0.0.4.27】で3着止まり。


By JRA-VAN様


今度はギアス発動するかな？反逆のルルーシュ
忘れないよ！フォゲッタブル
もちろんマイネルはマークする。

みやこSはかなりいいメンバー揃ってますね、Ｇ３とは思えない！