【京王杯2歳S】 1)下位人気まで幅広く

【京王杯2歳S】
1)下位人気まで幅広く注意
1番人気は【2.2.0.6】、2番人気は【1.1.1.7】と、2歳戦の上位人気としては今ひとつ。3ー5番人気が【4.4.6.16】複勝率46.7％で、1ー2番人気(同35.0％)よりも安定した成績を残している。また、6番人気以下にも幅広く1ー2頭ずつの好走馬が出ており、14番人気以内で3着以内が過去10年1度もないのは10番人気のみである。

2)2ー4枠に連対馬多数
中山の02年を除いた過去9回の枠番別で、3頭以上の連対馬を出しているのは4枠【3.2.2.9】連対率31.3％、2枠【2.2.1.8】同30.8％、そして3枠【0.3.1.12】同18.8％。また、出走頭数の関係で該当馬が少ない1枠も【1.1.2.6】同20.0％と連対率は上々だ。6ー8枠は合わせて【2.0.2.49】連対率3.8％にとどまる。

3)前走1着馬は勝ちきれない
前走1着馬は、そのクラスを問わず【1.7.7.63】と好走しても2ー3着が非常に多い。前走オープン・重賞にかぎっても、1着馬は【1.1.1.16】連対率10.5％と苦戦傾向にある。対して、オープン・重賞の2着以下は【8.2.2.20】連対率31.3％の好成績。500万条件の2着以下でも【1.1.1.19】連対率9.1％(好走馬はいずれも前走2ー3着)で、オープン・重賞の1着馬と大差はない。

4)デイリー杯2歳S、いちょうSに注目
前走別ではデイリー杯2歳S組が【3.0.0.5】で連対率37.5％。いちょうS組が【1.1.2.5】同22.2％で続く。ほかに函館2歳Sとすずらん賞が2連対だが今年は該当馬がなく、他のレースは1連対以下。レース間隔では中3週が【3.3.0.15】で連対率・複勝率28.6％の好成績を残し、中2週は【1.3.5.21】で連対率こそ13.3％だが、複勝率は30.0％になる。

【ファンタジーS】
1)上位5番人気まではほぼ横一線
過去10年の人気別成績は1番人気が【2.1.2.5】、2番人気が【2.1.2.5】で全くの互角。3番人気が【1.1.2.6】、4番人気が【2.3.1.4】、5番人気が【0.3.1.6】。上位5番に人気までの複勝率は40ー60％でほぼ横一線。連対率は4番人気が50％で最も優秀。6ー9番人気では8番人気が【2.0.1.7】でアイムユアーズ(11年1着)、タガノエリザベート(09年1着)が好走。10番人気以下はニシノタカラズカ(05年10番人気3着)、イナズマアマリリス(08年13番人気1着)が激走を果たしている。

2)牝馬限定戦組でも問題なし
前走新馬組は牝馬限定戦組が【2.0.0.7】で、牡馬との混合戦組が【0.0.1.5】。牝馬限定戦組でも全く問題がない。勝った2頭はラインクラフト(04年)、スイープトウショウ(03年)。前走未勝利組も牝馬限定戦組が【1.0.1.5】、混合戦組が【0.2.1.9】。連対率・複勝率はほぼ互角となっている。

3)りんどう賞組は3着以内
前走りんどう賞組が【1.4.1.28】で出走頭数が最も多いステップレース。内訳を調べると、同レース1着馬は【0.3.0.5】は連対率37.5％でまずまずだが、勝ち馬は出ていない。同じ京都芝1400mでも内回りから外回りへと変わるため、完全には直結しない模様。同2着馬は【1.0.1.5】で巻き返しは可能。同3着馬は【0.1.0.5】。同レース4着以下は【0.0.0.13】で好走例なし。

4)前走2歳重賞組が中心
前走北海道組が【2.2.3.16】。昨年優勝のアイムユアーズは函館2歳S2着からの直行。前述のイナズマアマリリスは前走札幌のすずらん賞で2着。前走新潟組は【0.1.2.10】、東京組は【0.0.1.8】、中山組は【0.0.1.3】でひと息。中心は京都組。阪神組は【1.1.0.9】、小倉組は【1.0.0.8】。デイリー杯2歳Sを含め各地区の2歳重賞組からはそれぞれ好走馬が出ている。その影響もあってか前走東京・中山組からの好走馬が少なくなっている。

By JRA-VAN様


京王杯もファンタジーもわからんですね〜
注目はリメンバーメジロ（メジロを忘れない）とマイネチャーム（魅力、魔力）です＾＾