【きさらぎ賞】 1)安定感ある1ー2番人

【きさらぎ賞】
1)安定感ある1ー2番人気
1、2番人気はともに【2.3.2.3】。やや勝ち切れない感もあるものの、いずれも複勝率70.0％と安定した走りを見せている。対して3番人気は【4.0.0.6】と勝つか着外で、上位人気の中でも傾向は異なる。人気薄の連対は8番人気までで、9番人気以下では10番人気の3着1回のみ。

2)道中2ー3番手はひと息
3コーナーを先頭で通過した馬は【2.2.0.6】連対率40.0％の好成績。しかし直後の2ー3番手になると【1.1.3.20】同8.0％。先行型なら2ー3番手につけるよりは、ハナを切ってしまう方が良い。その後ろの4ー7番手は【4.3.1.33】同17.1％。また、多頭数が少なく、8番手以下全体でも【3.4.6.29】同16.7％と悪くない。

3)5、7枠を中心に外枠が好成績
枠番別では7枠が【4.1.2.11】連対率27.8％、続いて5枠が【2.2.2.10】同25.0％で、連対率20％超はこの5、7枠のみ。その両枠を含む5ー8枠全体が【8.6.8.48】連対率20.0％に対し、1ー4枠は【2.4.2.40】同12.5％にとどまる。

4)条件戦組にも要注意
前走レース別では福寿草特別が最多の4連対【1.3.0.4】連対率50.0％。3連対のラジオNIKKEI杯2歳Sが【2.1.1.4】連対率37.5％で続く。出走数の多いシンザン記念組は【0.1.2.10】で連対率7.7％止まり。また、前走クラス別ではオープン特別の【2.3.0.13】同27.8％が良いが、レースは分散している。続いて500万組の【4.4.2.29】同20.5％。

【東京新聞杯】
※中山で行われた03年を除く、過去10年のデータを参考にする。

1)4ー6歳まで勝率はほぼ互角
年齢別成績は4歳馬が【3.2.4.22】、5歳馬が【3.2.4.25】、6歳馬が【3.4.0.27】。4ー6歳まで勝率はほぼ互角。連対率は6歳馬がトップで20.6％、複勝率は4歳馬がトップで29.0％となっている。7歳以上は【0.1.1.38】で苦しい。好走馬は04年キスミーテンダー(6番人気3着)、08年リキッドノーツ(13番人気2着)のみ。

2)波乱傾向は強い
1番人気は【2.1.1.5】で連対率33.3％、複勝率44.4％にとどまる。2番人気も連対率・複勝率は同じ。1ー5番人気は【5.5.4.31】であり、上位人気全体としても好走馬の占有率は高くない。よって、6番人気以下は【4.4.5.81】。勝ち馬は11番人気まで、連対馬は15番人気まで出ており、波乱傾向は強い。

3)京都金杯好走馬は不振
前走京都金杯組は【2.3.0.27】で最多出走を誇る。ただし、単勝回収率は13％、複勝回収率は83％と低い数字。さらに前走着順を掘り下げると、1着馬は【1.0.0.5】で好走したのは05年ハットトリックのみ。2着馬も【0.0.0.4】、3着馬も【0.0.0.2】で、京都金杯の成績がここに結びついていない。同レース4着以下から東京新聞杯連対馬が4頭出ている点に注意。

4)オープン特別組、昇級馬が好調
前走マイルCS組は【1.0.1.8】、阪神C組も【1.0.1.6】で重賞組はあまりよくない。別定戦のニューイヤーC組が好調で【2.2.2.5】、キャピタルSからの直行も【0.2.0.2】で連対率は50％。オープン特別組からの相性がいい。また、前走1600万クラス組は【2.1.1.5】。09年のアブソリュート(5番人気1着)など、昇級馬でも十分通用するところを見せている。

By JRA-VAN様

きさらぎ１・２番人気はどの仔？バッドボーイ疲れてたりしてない？
リアルインパクト３勝目いけるかな？