【オーシャンＳ】 重賞昇格後の過去7回を

【オーシャンＳ】
重賞昇格後の過去7回を対象とする。

1)波乱を警戒
1番人気は【1.0.2.4】で複勝率こそ42.9％ながら、連対率は14.3％止まり。2着馬7頭中6頭が5番人気以下など人気薄の好走も多く、7回中3回が3連単100万馬券以上。残る4回中3回も10万馬券台で、比較的平穏だったのは3→2→1番人気で決着した一昨年の1万80円のみ。大波乱の可能性も大いにある一戦だ。

2)高齢馬の一発に注意
年齢別では5歳の【3.1.2.21】連対率14.8％が最高で、以下4歳、6歳、7歳以上の順。しかし連対率がもっとも低い7歳以上でも【2.2.2.32】で10.5％と、大きな差はついていない。また、その7歳以上の好走馬6頭のうち、半数の3頭は2桁人気馬。6歳も好走馬4頭が11、7、9、5番人気と人気薄が多く、高齢馬の一発には注意したい。

3)連対馬は好位ー中団追走馬
過去7回すべて16頭立てで、3コーナー3ー9番手で通過した馬が【6.5.1.41】と連対馬14頭中11頭を占める。10番手以下は【1.1.3.35】、2番手以内だった馬も【1.1.3.15】と、ともに2連対にとどまる。ただ、3着には極端な戦法の馬が多くなっている。

4)シルクロードS組は勝ちきれない
前走レース別でもっとも好走馬が多いのはシルクロードS組。ただ【0.5.1.45】と勝ち切れず、出走数も多いために連対率は9.8％止まり。そのシルクロードSを除いた前走G3組も【1.0.0.14】連対率6.7％と不振だ。G2、G1組が計【2.2.2.10】連対率25.0％と安定。オープン特別は【2.0.4.12】同11.1％。そして1600万組が【2.0.0.7】同22.2％で、出走馬があれば要注意。


【チューリップ賞】
1)阪神JF上位の信頼度は高い
前走レース別成績では阪神JF組が【3.5.3.3】で連対率57.1％、複勝率78.6％という好成績。同レースでの着順内訳を考えると、まず前走優勝馬は【2.2.2.1】。連対率は57.1％、複勝率85.7％で好走率はアップする。唯一連対を外したのは06年テイエムプリキュア(4着)。阪神JF2着馬は【0.0.0.0】で意外にも出走例がない。阪神JF3着馬は【0.1.0.1】。阪神JFで上位に入線していた馬の信頼度は高い。

2)阪神JF6着以下からも実績馬が巻き返し
阪神JF組は4着以下からの巻き返しもある。同レース4着から08年オディール(3着)。同レース6ー9着からも03年オースミハルカ(03年)、04年アズマサンダース(2着)、12年エピセアローム(2着)と3頭が連対。6ー9着だった3頭に共通していたのは、阪神JF以前にオープン特別・重賞で3着以内の実績があったこと。

3)エルフィンSと紅梅Sは勝ち馬に注目
その他では前走エルフィンS組が【1.2.3.16】、紅梅S組が【1.1.1.8】。複勝率はともに27.3％となっており、甲乙はつけがたい。またエルフィンS1着馬は【1.0.2.0】だが、同2ー3着馬は【0.0.0.3】。同4ー5着馬が【0.2.1.6】となっており注意が必要。6着以下は【0.0.0.7】で巻き返しは困難。前走紅梅Sは1着馬が【1.1.0.4】で連対率33.3％。だが2ー5着馬は【0.0.0.3】。6着以下は【0.0.1.1】となっている。

4)前走新馬は不振だが、未勝利組はチャンスあり
前走新馬組は【0.0.0.10】で不振だが、前走未勝利組は【2.0.3.22】で複勝率18.5％。500万組は【2.1.0.37】で連対率は未勝利組と互角も、複勝率は未勝利組が上回る。また、前走未勝利組は距離1600ー1800mを勝ち上がっていた馬のみに注目したい。前走500万組は当日1ー3番人気馬が【0.0.0.6】。期待に応えられないで終わるケースが続いている。当日4ー7番人気から好走馬が誕生。昨年優勝のハナズゴールは4番人気だった。

By JRA-VAN様

ディスプレイ代くらいは稼ぎたいなぁ〜ふぅ。。。