【スプリングS(G2)】 ※阪神競馬場で

【スプリングS(G2)】
※阪神競馬場で行われた2011年を除く03年ー昨年までの9回を対象とする。

1)勝ち馬は6番人気以内
人気別成績では、1番人気馬は【2.3.2.2】で09年のアンライバルドなど2勝。連対率55.6％、連対率77.8％はトップ。2番人気馬が【3.0.2.4】で10年のアリゼオなど最多の3勝。複勝率も55.6％と高い。勝ち馬はすべて6番人気以内におさまっている。昨年3着のロジメジャーは10番人気。2着・3着は11番人気まで幅広く分布している。

2)8枠の馬が最多の3勝
枠番別成績では、8枠の馬が【3.1.1.13】。昨年のグランデッツァなど最多の3勝をあげ、勝率16.7％、連対率22.2％はトップ。他では3枠、6枠が2勝ずつ。複勝率31.3％でトップなのが2枠で【1.2.2.11】。10年10番人気2着のゲシュタルトら5頭が馬券圏内に入っている。不振傾向なのは4枠、5枠、7枠の馬。特に7枠は【0.0.0.18】で一頭も3着以内に入っていない。

3)キャリア4戦の複勝率40％
キャリア別成績では、4戦の馬の成績が【3.3.2.12】。勝率15.0％、連対率30.0％、複勝率40.0％はいずれもトップ。同じく3勝をあげ、3着以内馬11頭と一番多いのがキャリア3戦の馬。昨年2着のディープブリランテ(1番人気)、3着のロジメジャー(10番人気)もこの組だった。キャリア3戦、4戦、6戦、8戦の馬の活躍が目立つ。

4)共同通信杯組が好成績
前走レース別成績では、きさらぎ賞組が【4.0.1.9】で08年のスマイルジャックなど最多の4勝をあげている。複勝率50.0％と高いのは共同通信杯組で【2.2.1.5】。07年優勝のフライングアップルもこの組だった。他では朝日杯FS組が【0.2.2.5】で勝ち星こそないが、複勝率44.4％。前走オープン特別組は【1.2.0.22】で勝ったのは09年のアンライバルドのみ。複勝率12.0％と苦戦傾向にある。

By JRA-VAN様

【阪神大賞典(G2)】
1)複勝率は高いが勝率は平凡
過去10年の1番人気の成績は【3.4.2.1】。複勝率は90.0％と高いが、昨年はオルフェーヴルが2着に敗れるなど、勝率は驚く数字ではない。1番人気以外の勝ち馬は6番人気までに収まる。2着馬も同様。3着馬も7番人気以内。8番人気以下の好走はなく、伏兵馬の台頭は期待できない。

2)勝負どころでは好位に
脚質別成績は、先行馬が【8.7.3.15】で大半を占めている。長距離戦らしく勝負どころでは好位につけることが定跡。普段は差し馬でも早めの競馬を強いられる。差しは【2.2.5.32】で好走例は十分あるものの、好走率は先行馬に比べて大きく下がる。なお、逃げ馬は【0.1.1.8】、追い込み馬は【0.0.1.33】。極端な競馬をすることになる馬は苦しい。

3)前走有馬記念の1番人気馬は複勝率100％
前走レース別成績で最多の出走頭数を誇るのがダイヤモンドS組【3.2.2.24】。特に同レースで速い上がりを使っていた馬が注目なのだが、今年は出走予定がなさそう。その他の組は前走有馬記念が【2.3.1.6】。その内当日1番人気に支持された馬は【2.2.1.0】ですべて好走を果たしている。あとは日経新春杯【2.2.2.4】、京都記念【2.1.3.17】が有力。日経新春杯はハンデ戦だが、京都記念組よりも圧倒的に好走率が高い。万葉S組は【0.1.0.3】で好走は少ないが、05年は1番人気のアイポッパーが2着。

4)前走1番人気馬が強い
前走1番人気は【5.5.1.4】で複勝率66.7％。前走条件クラス馬を除き、前走オープンクラスで1番人気に支持されている馬に絞ればさらに好走率はアップする。逆に割り引きが必要なのは、前走10番人気以下【0.0.0.25】。前走で重賞を勝利している馬であっても割り引きは必要。05年はウイングランツ(前走ダイヤモンドS10番人気1着)が5着、09年9着テイエムプリキュア(前走日経新春杯11番人気1着)は9着と敗れた。

By JRA-VAN様

ＧＳどんなパフォーマンス魅せてくれるんだろ？ＭＭもやれそうな感じで楽しみなのであ〜る。
おっと忘れがちなあの仔もお忘れなく＾＾