【桜花賞(G1)】 1)基本的に上位人気

【桜花賞(G1)】
1)基本的に上位人気馬が強い
阪神競馬場の外回りコースで行われるようになった2007年以降の過去6年(以下も同じ)を見ていくと、1番人気馬が【2.2.0.2】。10年のアパパネら2勝をあげ、連対率・複勝率ともにトップの66.7％。2番人気馬は【2.1.0.3】で11年マルセリーナ、昨年ジェンティルドンナと2年連続で勝利。3番人気馬は【1.1.1.3】で複勝率は2番人気馬と同じ50％。上位3番人気までで5勝をあげている。

例外は08年12番人気で勝利したレジネッタ。この年は2着にも15番人気エフティマイアが入る大波乱。それ以外では連対馬はすべて4番人気以内におさまっている。

2)勝ち馬はキャリア3戦ー6戦
キャリア別成績では、4戦の馬が【3.1.1.13】で最多の3勝をあげている。出走頭数が5頭以上いる組の中では、勝率・連対率・複勝率ともにトップ。昨年の1着ジェンティルドンナ・2着ヴィルシーナともにこの組。

次いで複勝率が高いのがキャリア6戦の馬で【1.2.3.22】。昨年3着のアイムユアーズらが該当。近5年はすべて3着以内に1頭は入っている。キャリア5戦の馬は【1.1.2.22】で10年にアパパネが勝利。勝ち馬で一番キャリアが少なかったのは11年のマルセリーナで3戦。一方、キャリア7戦以上の馬は【0.1.0.24】で不振だ。08年2着のエフティマイア(キャリア8戦)のみ。

3)チューリップ賞組が4勝
前走レース別成績では、チューリップ賞組が【4.1.2.14】で中心。昨年のジェンティルドンナなど過半数の4勝をあげている。出走頭数が10頭以上いる組では勝率・連対率・複勝率ともにトップ。

この組の連対馬5頭はすべて前走チューリップ賞で2番人気以内に支持されていた。また3着以内馬7頭はすべてチューリップ賞で5着以内に入っていた。

4)フィリーズレビュー組は不振傾向
出走頭数が一番多いフィリーズレビュー組は【1.0.1.31】と不振。好走したのは08年優勝のレジネッタ、昨年3着のアイムユアーズのみ。ともに前走4番人気以内だった。少数ながら健闘しているのがエルフィンS組で【1.1.0.1】。09年2着のレッドディザイア、11年優勝のマルセリーナを出している。勝ち馬はすべて上記3レースから出ている。

チューリップ賞に次いで複勝率が高いのがクイーンC組。【0.3.1.9】で近2年は連続して2着馬を出している。フラワーC組は【0.1.1.8】で複勝率は20％とまずまず。一方、アネモネS組は【0.0.1.12】。08年3着のソーマジック(5番人気)のみ。

By JRA-VAN様
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