【皐月賞(G1)】 1)06年ー09年

【皐月賞(G1)】
1)06年ー09年は馬連万馬券決着
東京競馬場で行われた2011年を含む過去10年(以下も同じ)の人気別成績は、1番人気馬が【3.2.1.4】。10年のヴィクトワールピサら最多の3勝をあげ、連対率50％、複勝率60％とまずまず。2番人気馬は勝ち星がなく、4・7番人気馬が2勝ずつ。他は3・6・10番人気馬が1勝ずつ。10番人気での勝利は04年のダイワメジャー。

2着はさらに下位人気まで分布しており、二ケタ人気馬が3頭も連対している。07年には15番人気のサンツェッペリンが2着に激走。勝ったのは7番人気馬ヴィクトリーで馬連は9万円を超える大波乱となった。同年を含む06年ー09年までは4年連続で馬連万馬券決着。昨年こそ1着4番人気、2着2番人気で堅くおさまったが、荒れる傾向が強いレースだ。

2)栗東所属馬が断然優位
出走馬の所属別成績は、美浦所属馬が【1.3.1.57】で勝率1.6％、連対率6.5％、複勝率8.1％。対して、栗東所属馬は【9.6.9.93】で同7.7％、同12.8％、同20.5％。地方所属馬の2着1回は04年のコスモバルク。

出走頭数は多いものの、栗東所属馬が3着以内数、それぞれの率ともに断然優位に立っている。3着以内馬は全体の80％を占めており、近4年は1着ー3着までを独占。美浦所属馬の勝利はダイワメジャーのみ。

3)連対率トップは若葉S組
前走レース別成績では、出走頭数が一番多いスプリングS組が【5.3.1.49】。11年のオルフェーヴルら半数の5勝をあげている。この組の3着以内馬9頭中8頭は前走スプリングSで3着以内に入っていた。

3着以内馬が11頭と最も多いのが弥生賞組で【3.3.5.34】。10年のヴィクトワールピサら3勝。3着以内馬11頭中10頭は前走弥生賞で4着以内だった。

連対率トップは若葉S組で【1.4.1.16】。勝ったのは07年のヴィクトリーのみだが、昨年のワールドエースなど2着4回。同馬以外の連対馬4頭はすべて6番人気以下と伏兵が健闘。複勝率が30％と最も高かったのが共同通信杯組で【1.0.2.7】。昨年はゴールドシップが優勝。一昨年もこの組から3着のダノンバラード(8番人気)が出ている。連対馬20頭はすべて上記4レースを使われていた。

4)前走1着馬がダントツの8勝
前走着順別成績では、前走1着馬が【8.3.5.43】。ダントツの8勝をあげ、勝率・複勝率ともに抜けて高い。近4年は連続で優勝馬を出している。

前走2着馬【0.3.3.28】、前走3着馬【1.2.0.21】を勝率・連対率・複勝率で上回るのが前走4着馬で【1.1.0.9】。08年優勝のキャプテントゥーレ(7番人気)、05年2着のシックスセンス(12番人気)が好走。3着以内馬の90％までが前走で4着以内には入っていた。

ちなみに前走で二ケタ着順の馬は【0.0.0.20】で一頭も馬券に絡んでいない。

By JRA-VAN様
==================================================
エピ様！シンクリワンツーないかな？