【鳴尾記念(G3)】 一昨年までほぼ同時

【鳴尾記念(G3)】
一昨年までほぼ同時期に行われていた金鯱賞と、昨年の鳴尾記念を併せた過去10年間を参考とする。

1)1番人気が抜群の安定感
1番人気が【6.3.0.1】と抜群の安定感を誇り、2番人気も【2.1.3.4】で複勝率は60.0％。残る優勝馬2頭も3、4番人気だった。また、複数の好走馬を出しているのは6番人気まで。昨年の鳴尾記念も2→1→5番人気で決着しており、一昨年までの金鯱賞の傾向と大きな変化はなかった。

2)4歳がややリード、6歳は人気馬中心
牡・セン馬の年齢別では、4歳が【2.4.3.16】連対率24.0％でややリード。6歳【3.3.3.20】同20.7％、5歳【3.2.3.18】同19.2％と続き、7歳以上は【2.1.0.38】同7.3％と4ー6歳とは差がある。中では6歳の好走馬9頭中7頭が3番人気以内(残る2頭は4、6番人気)と、特に人気馬の好走が多い。牝馬は【0.0.1.11】で3着1回は5歳馬。昨年の鳴尾記念は牡5歳→牡4歳→牡4歳の決着だった。

3)前走G1、G2組に注目
前走クラス別ではG2組【3.4.1.22】連対率23.3％、G1組【2.2.2.40】同20.0％が良く、G3組は【3.4.2.34】同16.3％。この重賞組が好走馬の大半を占め、オープン特別は【1.0.2.29】連対率3.1％、1600万は3着1回のみ(ほかに海外G1組1勝)。昨年の鳴尾記念は前走G1出走馬不在で、前走中山記念(G2)→前走大阪杯(G2)とG2組の1、2着。3着は前走新潟大賞典(G3)。

4)阪神芝2000mは川田、福永騎手が勝ち鞍上位
このレースが行われる阪神芝2000mの騎手成績(10年以降)は、1、2位が11勝で、川田将雅騎手【11.8.7.36】連対率30.6％、福永祐一騎手【11.6.10.38】同26.2％。複勝率はともに41％台を記録する。以下、和田竜二騎手【9.6.4.50】連対率21.7％、浜中俊騎手【8.11.7.38】同29.7％、武豊騎手【6.2.9.24】同19.5％と続く。昨年の鳴尾記念はコース勝ち鞍上位の福永祐一騎手→浜中俊騎手の1、2着で、3着は岩田康誠騎手(コース成績【1.12.4.43】)だった。

By JRA-VAN様

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