【安田記念(G1)】1)馬連万馬券が半

【安田記念(G1)】
1)馬連万馬券が半数の5回
過去10年の人気別成績は、1番人気馬が【1.0.1.8】。09年ウオッカの1勝のみで、複勝率も20％と低い。2番人気馬は【3.1.0.6】で昨年のストロングリターンら最多の3勝。以下、5番人気馬をのぞいた3ー9番人気馬が各1勝をあげている。複勝率をみると、トップは5番人気馬の50％だが、1ー10番人気までそう大差がない。

11番人気以下の激走は昨年2着のグランプリボス(13番人気)、3着のコスモセンサー(15番人気)。2頭だけだが、過去10年で馬連万馬券は半数の5回を数える。馬連1000円以下で堅く決まったのは09年のみで、波乱傾向が強いレースといえる。

2)美浦所属馬が近3年連続勝利
出走馬の所属別成績は、美浦所属馬が【5.3.5.53】、栗東所属馬が【4.6.3.77】、外国馬が【1.1.2.20】。美浦所属馬が勝利数、勝率・連対率・複勝率ともに栗東所属馬を上回り、近3年は連続で勝利をおさめている。一昨年のリアルインパクト、昨年のストロングリターンは美浦・堀厩舎の所属馬。この両馬を含め、同厩舎は【2.1.1.2】の好成績をあげていた。

栗東所属馬の4勝は08・09年連覇のウオッカを含めて、すべて6番人気以内だった。なお、外国馬は06年にブリッシュラックが勝利。3着以内馬4頭はいずれも前走香港・チャンピオンズマイルで3着以内に好走していた。

3)前走1777ー2000m組が好成績
前走距離別成績では、全出走馬の半数以上を占める前走1600m組が【4.4.8.76】。一昨年のリアルインパクトら最多の4勝をあげている。出走頭数が多い分、勝率・連対率はそれほど高くないが、3着が8回あり複勝率は高い。次いで出走頭数が多いのが1400m組。勝率・連対率では1600m組を上回っている。しかし、1200m組は【0.0.0.6】で一頭も馬券に絡んでいない。

一方、好成績をあげているのは前走1777mー2000m組。前走1777mのドバイデューティーフリー組を含め、同距離を走った馬は【3.3.1.16】。勝率13.0％、連対率26.1％、複勝率30.4％と好成績を残していた。

4)少数ながら大阪杯組に注目
前走レース別成績では、出走頭数が一番多い京王杯SC組が【2.3.1.44】。複勝率12.0％と低いが、この組の3着以内馬6頭中5頭は京王杯SCで4着以内だった。

次いで出走馬が多いマイラーズC組は【0.2.5.28】。未勝利だが、近3年では毎年3着以内に入っている。この組の3着以内馬7頭中5頭は東京で行われた重賞で連対経験があった。

他では少数ながら、大阪杯組に注目。【1.1.1.1】で04年には6番人気ツルマルボーイが優勝。同年は3着にも5番人気バランスオブゲームが好走している。

By JRA-VAN様

イサベル、君の魅力で強力男馬達を手玉にとっておやり＾＾