【七夕賞(G3)】 ※中山競馬場で行われ

【七夕賞(G3)】
※中山競馬場で行われた2011年を除く03年ー昨年までの9回を対象とする。

1)馬連万馬券が4回
人気別成績は、1番人気馬が【2.3.1.3】。09年のミヤビランベリら2勝をあげ、連対率55.6％・複勝率66.7％はトップ。近3回はいずれも3着以内に入っている。上位人気では3番人気馬が06年メイショウカイドウの1勝。その他の6勝は、いずれも6番人気以下の伏兵だった。昨年は14番人気のアスカクリチャンが勝利し、馬連16450円。昨年をはじめ、馬連万馬券は4回と波乱傾向が強い。

2)56キロ以上の馬が好成績
斤量別成績は、出走数が10頭以上いる中で57キロの馬が【3.1.1.11】。09年のミヤビランベリら最多の3勝をあげ、勝率・連対率トップ。複勝率1位は56キロの馬で【2.2.3.14】。これら56キロ以上の馬がのべ6勝で、連対率・複勝率も高く好成績だ。

逆に55キロ以下は成績がいまひとつ。特に出走数が一番多い54キロの馬は【0.1.1.22】で未勝利。なお、51キロ以下の馬も【0.0.0.12】と不振だ。

3)注目は前走芝1600m組
前走距離別成績は、出走数が非常に多い前走1800m組が【3.3.8.44】。10年優勝のドモナラズら最多の3勝をあげるも、勝率・連対率は高くない。その他の距離では、1600m組・2000m組・2500m組が各2勝。なかでも前走1600m組は【2.2.1.5】で複勝率50％と非常に高い。この組の前走コースでは東京芝1600m組が【2.2.1.3】。前走が東京芝マイル戦の馬は注目だ。

4)中4週以上の馬が高い連対率
前走からの間隔別成績では、中4ー中8週の馬が【3.5.0.23】で連対率トップ。また、勝率トップは中9週ー半年の馬で【3.1.1.14】。昨年優勝のアスカクリチャン(前走東京新聞杯)らが該当し、単勝回収率が非常に高い。一方、中3週以下の馬は総じて勝率・連対率ともに低い。なお、連闘馬ならびに前走から半年以上間隔があいた馬は好走例がない。

By JRA-VAN様

夏男！

【プロキオンS(G3)】
1)1番人気は安定だが勝つにはG1級の力?
過去10年の1番人気の成績は【3.4.3.0】。連対率70％、複勝率100％と完璧な安定感を誇る。ただし、近3年はすべて3着。そのため馬連は2年連続で万馬券となっている。1番人気で勝利を果たしているのはスターリングローズ、ブルーコンコルド、ワイルドワンダー。すべてG1で好走した実力の持ち主だ。2ー4番人気はそれぞれ1勝。2、3着の率もそれぞれ大きな差はない。

2)逃げか追い込み馬の一発に注意
近3年での優勝馬はトシキャンディ(12番人気)、シルクフォーチュン(9番人気)、ケイアイガーベラ(4番人気)とかなりの人気薄。トシキャンディとシルクフォーチュンはオープンクラスでの好走実績がなく、常識的には狙いづらい。シルクフォーチュンは後の実績を考えると地力があった馬だが、追い込み脚質がゆえに近走は苦しんでいた。トシキャンディは逃げ馬。ケイアイガーベラも逃げ切っての優勝。展開次第になるだろうが、極端な脚質の馬の一発に警戒したい。

3)前走オープン特別組が最大勢力
前走クラス別成績はオープン特別組が【7.5.7.63】で最大勢力。中でも東京ダート1400mの欅Sが【3.2.3.19】。同レースの勝ち馬は【0.0.2.1】で、2着馬が【2.0.0.2】である点に注意。同レース10着以下からの巻き返しもありうる。そのほかのオープン特別では栗東S、天王山S、オアシスS、京葉Sと多岐にわたる。G3組は【1.0.0.18】で不振。G2組も【0.0.1.5】でひと息。G1組は【0.1.0.2】となっている。なお、1600万クラス組は【0.1.0.15】で苦戦。

4)6歳馬が6勝をマーク
年齢別成績は6歳馬が【6.2.2.31】で過半数の勝ち馬を輩出。ただし、7歳以上は【0.1.2.37】。昨年は1番人気のファリダットが3着に終わっている。5歳馬は【3.4.3.34】、4歳馬は【1.3.3.20】。若い馬が勝つのは難しい傾向が見て取れる。

By JRA-VAN様

登録数多すぎ〜
グロリ誰乗るの？