【高松宮記念(G1)】 1)連対馬はほ

【高松宮記念(G1)】
1)連対馬はほぼ6番人気以内
過去10年(11年の阪神開催を含む)の人気別成績は、1番人気馬が【3.2.3.2】。昨年のロードカナロアら3勝をあげ、連対率50％・複勝率80％と高い。2番人気馬は一昨年のカレンチャンら2勝。以下、3番人気馬が2勝、4番人気馬が3勝。勝ち馬はすべて上位4番人気以内だ。2着馬も上位6番人気以内に9頭入っており、馬連での万馬券は13番人気ペールギュントが2着に激走した07年のみ。近2年の馬連は一昨年950円、昨年470円と非常に堅い決着となっている。

ただ、3着には2ケタ人気馬が3回入っている。昨年は10番人気のハクサンムーンが3着に逃げ残った。

2)中心は5歳馬、4歳馬は不振
年齢別成績は、5歳馬が【6.5.2.33】で中心。09年ローレルゲレイロら過半数の6勝をあげており、連対率23.9％・複勝率28.3％でトップ。近7年は毎年1頭は馬券に絡んでいる。5歳馬に次いで複勝率が高いのが6歳馬で【2.4.3.35】。06年オレハマッテルゼら2勝で、昨年はドリームバレンチノが2着に好走した。7歳以上の勝利は10・11年に連覇を果たしたキンシャノキセキ。

一方、4歳馬は【0.1.2.40】で勝ち星なし。複勝率7.0％で、トップの5歳馬に大きく水を開けられている。ちなみに、牝馬は【1.2.1.29】で一昨年にカレンチャンが優勝。3着以内馬4頭はすべて高松宮記念で上位3番人気以内に支持されていた。

3)阪急杯組の狙いは前走4番人気以内
前走レース別成績は、阪急杯組が【6.5.4.41】。07年スズカフェニックスら6勝をあげており、連対率19.6％・複勝率26.8％は前哨戦ではトップ。毎年1頭は3着以内に入っている。

この組は前走阪急杯での人気をチェックしたい。前走で4番人気以内だった馬が【6.4.4.15】なのに対し、5番人気以下だった馬は【0.1.0.26】で好走したのは05年キーンランドスワンのみ。対照的な結果が出ており、阪急杯での人気上位馬に注目したい。

4)シルクロードS組は前走連対が条件
出走数が一番多いオーシャンS組は【3.0.3.51】。連対率・複勝率は低いが、昨年のハクサンムーンなど近5年は1頭ずつ3着以内に入っている。この組の3着以内馬6頭中5頭は芝1200m重賞での勝ち鞍があった。

シルクロードS組も【1.1.3.14】で、08年ファイングレインが勝利。昨年2着のドリームバレンチノら近3年は1頭ずつ3着以内に入っている。この組は前走着順をチェック。3着以内馬5頭はすべてシルクロードSで連対を果たしていた。特に前走1着馬は【1.1.2.4】で複勝率50％と非常に優秀だ。

近3年は上記のレースから毎年1頭ずつ好走馬が出ており、三つ巴の様相だ。

By JRA-VAN様

橋口さんちのペールギュント軸にしたんだよなぁ〜懐かしい＾＾