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2014/04/09 06:15
【ニュージーランドT(G2)】※阪神で
【ニュージーランドT(G2)】
※阪神で行われた11年を含む過去10年から分析する。
1)大きく荒れるケースもある
過去10年の人気別成績は、1番人気馬が【5.0.1.4】。一昨年のカレンブラックヒルら最多の5勝をあげるも、複勝率60%とまずまず。2番人気馬は【2.2.2.4】で、昨年のエーシントップら2勝。以下、6・11・12番人気馬が1勝ずつ。11番人気トーホウレーサーが勝利した07年は2着に16番人気マイネルフォーグが激走。3連単490万円を超える大波乱となった。1番人気が勝たなかった年は大きく荒れるケースが多い。
2)2枠・3枠の馬が好成績
枠番別成績は、2枠の馬が【3.3.3.10】。08年サトノプログレスら最多の3勝をあげ、連対率31.6%・複勝率47.4%と非常に高い。次いで、複勝率31.6%と高いのが3枠の馬で【2.2.2.13】。09年サンカルロら2勝をあげている。一方、外枠の7枠に入った馬は【0.2.0.19】、8枠の馬は【1.0.0.20】。ともに複勝率10%を切っており、不振傾向だ。
3)栗東所属馬が断然優勢
所属別成績は、美浦所属馬が【3.1.4.74】。06年マイネルスケルツィら3勝も、連対率4.9%・複勝率9.8%と低い。対して、栗東所属馬は【7.9.6.53】で05年マイネルハーティーらが勝利。連対率21.3%・複勝率29.3%と美浦所属馬を大きく上回っている。単勝回収率・複勝回収率ともに100%超えと優秀だ。
4)500万下組は前走1400ー1600m勝ち馬
前走レース別成績は、スプリングS組が【3.1.2.17】。10年サンライズプリンスら最多の3勝で、複勝率26.1%と高い。アーリントンC組は【1.1.3.12】で、04年シーキングザダイヤが勝利。複勝率29.4%と優秀だ。出走数が多い前走500万下組は【3.5.1.44】。この組の連対馬8頭はいずれも前走1400ー1600mで勝利した馬だった。
By JRA-VAN様
【阪神牝馬S(G2)】
現在の時期になった06年以降の8回を対象とする。
1)上位人気は拮抗
人気別では1番人気【2.1.1.4】、2番人気【1.2.0.5】、5番人気【2.1.0.5】がそれぞれ連対率37.5%。複勝率は1番人気が50.0%、2ー5番人気はすべて37.5%と、上位人気は拮抗している。3着以内に1ー5番人気から2頭という年が、8回中6回を占める(残る2回は1頭と3頭)。6番人気以下では、7番人気が【1.1.1.5】で複勝率37.5%と上々。好走馬は11番人気まで、12番人気以下は【0.0.0.37】。
2)4歳馬が他を圧倒
年齢別では、4歳馬が【6.4.2.43】連対率18.2%で、連対馬16頭中10頭。ここ3年は連続して4歳馬のワン・ツーで決着している。その他は5歳が【0.3.3.32】同7.9%、6歳は【1.1.2.14】同11.1%、7歳以上は【1.0.1.11】同7.7%。4歳以外では6歳の好走確率がやや高いが、いずれにしても4歳馬中心の傾向だ。
3)先行型は1着か3着以下
3コーナーの通過順を見ると、5番手以内だった馬が【5.0.4.38】と勝ち馬8頭中5頭。ただ、6番手以下だった馬が【3.8.4.62】と2着馬はすべてこの組が占めている。脚質によって、購入する券種や3連単の組み合わせを考えたい。
4)昇級馬にも注意、前走牡馬相手が優勢
前走クラス別では、オープン・重賞組が【4.7.7.70】勝率4.5%、連対率12.5%に対し、1600万組が【4.1.1.21】勝率14.8%、連対率18.5%と、昇級・格上挑戦馬でも通用している。ただ、2ー3着馬は16頭中14頭がオープン・重賞組だ。また、前走が牝馬限定戦だった馬は【1.4.3.44】連対率9.6%、牡馬相手だった馬は【7.4.5.56】同15.3%と、牡馬と戦ってきた馬が優勢。なお、出走の多い京都牝馬S組は【0.2.2.11】同13.3%と勝ち馬が出ていない。
By JRA-VAN様