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2014/04/15 20:07
【皐月賞(G1)】1)近4年は順当な決
【皐月賞(G1)】
1)近4年は順当な決着
東京競馬場で行われた2011年を含む過去10年(以下も同じ)の人気別成績は、1番人気馬が【3.2.1.4】。昨年のロゴタイプら最多の3勝で、連対率50%・複勝率60%とまずまず。2番人気馬は【0.2.2.6】で未勝利ながら、近2年は連続で2着に入っている。以下、4・7番人気馬が各2勝、3・6・10番人気馬が1勝ずつ。10番人気馬の勝利は04年ダイワメジャー。
2着馬は下位人気まで幅広く分布し、06ー09年にかけては4年連続で馬連万馬券が出ている。特にヴィクトリーが勝利した07年は2着に15番人気サンツェッペリンが激走。馬連94630円、3連単162万3250円の大波乱となった。
しかし、近4年の連対馬はすべて上位6番人気以内。1・2番人気の決着となった昨年をはじめ、平穏な決着が続いている。
2)スプリングS組・弥生賞組は前走人気をチェック
前走レース別成績は、出走数が一番多いスプリングS組が【5.2.1.47】。09年アンライバルドら最多の5勝をあげているが、連対率12.7%・複勝率14.5%と高くない。この組はスプリングSで4番人気以内だった馬に注目。3着以内馬8頭中7頭がこの条件にあてはまる。例外は04年優勝のダイワメジャー(前走11番人気)のみ。
弥生賞組は【3.4.5.32】で、10年ヴィクトワールピサら3勝。勝ち星ではスプリングS組に劣るものの、複勝率では27.3%と大きく上回っている。昨年の2着エピファネイア・3着コディーノが該当。この組は弥生賞で3番人気以内だった馬に注目。3着以内馬12頭中10頭がこの条件にあてはまる。例外は08年優勝のキャプテントゥーレ(前走5番人気)と2着タケミカヅチ(前走7番人気)。どちらも弥生賞で4着以内だった。
3)若葉S組は前走1番人気馬が好成績
若葉S組は【1.4.1.18】で、連対率20.8%はトップ。この組は若葉Sで1番人気だった馬が好成績。【1.2.1.2】で、07年にヴィクトリーが勝利。連対率50%・複勝率66.7%と非常に優秀だ。
少数ながら共同通信杯組は【1.0.2.6】で、一昨年のゴールドシップが優勝。この組の3着以内馬3頭はいずれも重賞勝ちの経験があった。
その他では京成杯組が【0.0.1.3】で、10年にエイシンフラッシュ(11番人気)が3着に好走。皐月賞で3着以内に好走した馬はすべて上記5つのレースから出ていた。
4)優勝馬はすべて前走で4着以内
前走着順別成績は、前走1着馬が【8.3.4.47】。05年ディープインパクトらダントツの8勝をあげており、連対率17.7%・複勝率24.2%と高い。なかでも前走G2戦で勝利した馬は【6.2.1.12】。複勝率42.9%と非常に高い。
一方、前走2着馬は【0.2.3.28】。未勝利で、複勝率も15.2%と低い。前走3着馬・前走4着馬はそれぞれ1勝ずつで、複勝率はともに前走2着馬を上回った。皐月賞で優勝した馬はすべて前走4着以内だった。
ちなみに前走2ケタ着順の馬は【0.0.0.20】。大敗からの巻き返しは厳しい。
By JRA-VAN様