【ヴィクトリアマイル(G1)】1)2着

【ヴィクトリアマイル(G1)】
1)2着には人気薄の激走が多い
過去8年の人気別成績は、1番人気馬が【3.2.0.3】。昨年のヴィルシーナら3勝をあげ、連対率62.5％と高い。2番人気馬は【2.0.0.6】で11年アパパネら2勝。2・3着はなく、複勝率25.0％と低い。以下、4・5・12番人気馬が各1勝。5番人気馬までに7勝と上位人気馬が勝ち切る傾向が強い。

12番人気馬の優勝は07年コイウタ。この年は2着に9番人気アサヒライジング、3着に8番人気デアリングハートが激走。馬連30740円、3連単228万3960円の大波乱となった。
馬連での万馬券は07年の1回のみだが、2着には7番人気以下の人気薄が5頭激走。昨年は12番人気ホエールキャプチャが2着に激走している。

2)牝馬限定重賞組の狙い目は
前走レース別成績で、出走数が多いのが阪神牝馬S組と福島牝馬S組。出走数最多の阪神牝馬S組は【1.4.2.41】で、08年にエイジアンウインズが優勝。複勝率は14.6％と低いものの、昨年はホエールキャプチャが2着と好走している。この組は前走阪神牝馬Sでの人気をチェック。この組の3着以内馬7頭中5頭は阪神牝馬Sで3番人気以内だった。

福島牝馬S組は【0.1.1.33】で未勝利。複勝率5.7％とかなり低いが、昨年はマイネイサベルが3着に好走している。3着以内馬2頭はいずれも前走の福島牝馬Sで連対を果たしていた。

中山牝馬S組は【1.1.2.7】で、一昨年のホエールキャプチャが優勝。連対率18.2％、複勝率36.4％と上記2レースを大きく上回る。前走中山牝馬Sを勝った馬は【0.0.2.1】。11年3着レディアルバローザらが好走している。

3)牡馬混合重賞組やドバイ組に注目
少数ながらマイラーズC組が【2.0.1.8】で、06年ダンスインザムード・11年アパパネが勝利。複勝率27.3％と高い。ダービー卿CT組は【1.0.1.3】で、07年コイウタが優勝。大阪杯組は【1.0.0.1】で、昨年のヴィルシーナが勝利している。

牝馬限定重賞組の2勝に対して、国内の牡馬混合重賞だった馬は4勝。前走が牡馬混合重賞だった馬には注意したい。

また前走ドバイ組もチェック。これまで【2.2.0.1】で、09年ウオッカ(前走ドバイデューティーフリー)・10年ブエナビスタ(前走ドバイシーマクラシック)が優勝。10年レッドディザイアのみ4着で、他はすべて連対を果たしている。

4)好走馬は重賞勝ち馬が大半
過去8年の3着以内馬24頭のうち、以前に重賞勝ちを経験した馬は21頭と大半を占める。重賞勝ちがなかった3頭のうち、07年2着のアサヒライジングは秋華賞2着、08年3着のブルーメンブラットは牡馬相手の阪神C3着などの実績があった。

ちなみに、以前にG1で連対経験がある馬は過半数の13頭を占めている。

By JRA-VAN様

ﾑﾌﾌ楽しみ♪


(k)ｺﾃｨｽﾎﾟ