ダーレー・ジャパン繋養種牡馬ルールオブロー、アイルランドに輸出

2004年のセントレジャーステークス勝ち馬でダーレー・ジャパンに繋養されていたルールオブローが今年限りで日本を去り、来年からアイルランドのKedrah House Studで種牡馬生活を続けることになった。

種付け頭数の変遷

2007年　113頭
2008年　98頭
2009年　128頭
2010年　82頭
2011年　23頭

初年度産駒は2010年デビュー。おもな産駒は九州ジュニアグランプリを勝ったリョウマニッポン。中央では2勝馬が1頭いるだけというズッコケぶりで、案の定今年の種付け頭数は急落。アルカセットともども、「スタミナ寄りのKingmambo系は危険」ということを実証してしまった形で、ワークフォースにちょっと不安を覚える撤退劇といえそう。

新しい繋養先はステイヤーチャンピオンのYeatsなどがいて、明らかに障害競走用種牡馬のスタッド。はたして名ハードラーを出せるか？