セクレタリアトの直系がアメリカの未勝利戦を勝利

11月14日にカルダー競馬場で行われた未勝利戦(2歳、ダート5.5ハロン、8頭立て)で、Rex's Last Tour(牡2)が1･1/2馬身差で勝利。8戦目での勝ち上がりとなった。

この馬はアメリカ史上1、2を争う最強馬Secretariatを4代父に持つ血統で、父First Tourは一般戦に勝っただけ、母の父Rexson's Hopeもボールドルーラー系のマイナーラインと、知っている人のほうがおかしいくらいの無名血統。現状ではほとんどSecretariatの系統は衰退していて、未勝利勝ちすらなかなかお目にかかれません。

↓五代血統表
http://www.equineline.com/Free-5X-Pedigree.cfm?page_state=ORDER_AND_CONFIRM&reference_number=8534254&registry=T&horse_name=Rex's+Last+Tour&ASCID=1443262

勝ち馬の調教師、馬主、生産者は全員ローズ姓で、どうも家族ぐるみで生産から調教までやってるみたいですね。勝ち馬の父、母、母父もおそらく現調教師の父が手がけた馬のようですし。勝ち馬は牡馬なので、成績が平凡に終わってもローズさん家で種牡馬になって、細々と産駒を出していきそうですね。